中国消費洞察オンライン〜中国ビジネスをマーケティング視点から再構築!

【キャスト中国市場インサイトメルマガ 第252号】~2017年はニッチ市場で勝負~

中国市場・業界・企業・消費の「いま」を徹底調査&分析
「キャスト中国ビジネス」中国マーケティングEC会員コース
http://www.cast-marketing.com/
===============================
2017年1月11日 毎週水曜日配信・無料
【キャスト中国市場インサイトメルマガ 第252号】
===============================

 こんにちは。キャストの大亀です。
 明けましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。2017年が始まりました。皆さんはどんなお正月を迎えられましたでしょうか?
 私は昨年末に家族で四国旅行に行きました。広島から竹原、尾道を通り、松山へ。道後温泉、松山城を訪れ、四万十川を下って足摺岬に。高知では桂浜や高知城を見学、金比羅山を参拝してから讃岐うどんを食した後、広島に戻りました。
 四国には大学2年の冬に訪れて以来なので23年ぶり。当時、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んで坂本龍馬に心酔し、友人と二人で高知のゆかりの地を旅しました。桂浜では夜にお酒を持ち込み、月を眺めながら将来を語り合ったのはいい思い出です。
 月明かりしかない暗闇の中、二人だけの浜辺。寒風にさらされキンキンに冷えた日本酒を酌み交わしブルブルと震えながら、「熱燗がほしい」と叫んでいた光景が昨日のことのように脳裏に蘇りました。竜馬像を眺めながら、当時思い描いた夢を実現できているだろうかと思いながら、若かりし頃の自分と向き合ういい旅になりました。
 今週のコラムは「個」が主役となる2017年の中国消費についてです。では、中国市場インサイトメルマガ第252号をお送りいたします。

◆◇競合他社のベンチマーク調査のご案内◇◆
================================================================
最近弊社では競合社のベンチマーク調査の依頼が増えております。中国での更なる業務拡大を行ううえで、競合他社の組織や運営体制、戦略、KPIなどを調査・分析しています。
<<お気軽にお問い合わせください!!>> http://www.cast-marketing.com/inquiry/
================================================================

【目次】
 1. コラム「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第252回)
     ~2017年はニッチ市場で勝負~
 2. 新着コンテンツ一覧
 3. お知らせ
     1) 会報誌「チャイナ・マーケット・インサイト」2016年11月号(vol.39)発行
     (詳細)http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Periodical
     2) 日経MJ(流通新聞)で「中国&アジア商売見聞録」掲載(隔週金曜日)
         「モールに成都人の趣向反映」(2017年1月6日付)
     (詳細)http://www.cast-marketing.com/nikkeimj/
     3) Nikkei Asian Reviewで「中国&アジア商売見聞録」英語翻訳版掲載
         「Convenience store chains mushrooming across China(中国全土に広がるコンビニ)」
     (詳細)http://www.cast-marketing.com/NikkeiAsianReview/

■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
コラム
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第252回)
 ~2017年はニッチ市場で勝負~

 明けましておめでとうございます。2017年初のメルマガコラムです。また新たな気持ちで、中国現地からの変化やトレンドなどお伝えしていきたいと思います。
 株価急落によるサーキットブレーカーが発動した昨年とは異なり、今年は穏やかな年明けとなりました。春節が1月末(28日)で例年よりも早めなためか、新年早々どこか“師走”モードの雰囲気が漂います。
 今年の中国消費はどうなるでしょうか?昨年は、一昨年の訪日中国人旅行客によるインバウンド消費「爆買い」の行方がトピックとなり、日本でも注目されましたが、今年はその面影すらなくなった様子。不動産購入の制限強化や小型自動車の優遇税縮小など、消費喚起の起爆剤となりうる政策も頭打ちの状況。「不景気」とまでは言わないまでも、どこか低調なムードが漂っています。
 ネット通販やスマホを介したシェアビジネスなど活況な分野もあるでしょう。レストランやバーなどは忘年会の時期ということもあるのか、多くの客で賑わっており、一見不景気など“どこ吹く風”といった感じです。GDPも6%台の成長を何とか堅持するということを考えれば、それほど悲観的になる必要はないのかもしれません。
 しかし、このように低調と思ってしまう理由の一つに「以前」との比較があるからでしょう。好景気に沸く以前の消費現場の高揚感を知っているからこそ、今の「おとなしさ」が目についてしまう。仮に今初めて中国に来たとし、多くの客で賑わうモールやレストランを目の当たりにすれば「中国景気はまだ好調だ」と思うはずです。
 社会全体が成長する時代を終え、勝敗がはっきりと目立つようになってきた中国。作れば売れる世の中から、どう売るかを真剣に考えなければならない時代へと突入しています。マス(大衆)を相手に大量生産と流通で勝負しなければならなかった時代は地場系企業に敵いませんでしたが、今はスマホや微信など“個”が主役です。個を相手にすれば、趣向やニーズは千差万別。その一部に少し突き刺さるだけでも十分なビジネスになります。
 こうしたニッチな市場で成功するための情報を提供し、そこで活躍する日本企業をより多く紹介できるよう、この1年を過ごしたいと思います。

文責:コンサルタント 大亀浩介

バックナンバー一覧はこちら >> http://www.cast-marketing.com/okamekosuke/

★Facebookのアカウントをお持ちでしたら、ぜひ「いいね!」をお願いします
================================================================
キャスト中国マーケティング・ECサイトの公式Facebookページ
■□■大亀浩介の『チャイナ・マーケット・インサイト』■□■
http://www.facebook.com/chinamarketinsight/
<<中国各地の素顔を、写真とミニレポートでリアルタイムにお伝えします>>
================================================================

■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
新着コンテンツ一覧
■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

※下記コンテンツの全文を閲覧するには「中国マーケティングEC会員」のログインIDとパスワードが必要です(一部お試し閲覧除外記事あり)。「フル/法令/Q&A会員」のログインIDとパスワードではログインできません。(お試しID発行 >> http://www.cast-marketing.com/trial/

「健康とエコにも優しいシェア自転車「モーバイク(摩拝単車)」(1)」
 ~中国シェアリング・エコノミーの新星誕生
 2016年4月末頃から、おしゃれなオレンジ色の自転車が上海の街のあちこちで見られるようになった。道端に整然と並んでいるが、特に管理する人もいなければ、公共自転車専用の置き場に置かれているわけでもない。その自転車に乗ってさっそうと駆け抜けていく上海っ子の姿も度々目にするようになった。目の覚めるようなオレンジ色は新しい街の顔として、気づけば見慣れた風景として馴染んでいる......
(全文はこちら) ※『中国マーケティング・EC会員』IDにてログインの上ご覧ください。
http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=1830

「成都人のライフスタイルに融け込んだショッピングモール「成都遠洋太古里」(8)」
 ~ブランドのラインアップを重視、人気も売上も絶好調
 ブランドのラインアップも非常に重視されているポイントだ。2015年4月の正式開業時、同時に開業したテナントは約80%に過ぎなかった。残りの20%はテナントが埋まらなかったわけではない。開業後に様子を見ながらテナントミックスのための調整可能性を考慮し、故意に空間を残していたのだ。開業後の状況は予想がつかず、当初の想定と100%同じというのは難しい......
(全文はこちら) ※『中国マーケティング・EC会員』IDにてログインの上ご覧ください。
http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=1829

「成都人のライフスタイルに融け込んだショッピングモール「成都遠洋太古里」(7)」
 ~中国内外のディベロッパの提携による“ウィンウィン”の成功
 遠洋太古里は、遠洋地産と太古地産が共同で行ったプロジェクトだ。両者は2012年に北京朝陽区の颐堤港プロジェクトでタッグを組んだことがあり、すでにお互いに対する理解と経験を有していた。今回、双方の持株は50%ずつで共同管理を実施。遠洋地産は主にプロジェクト開始前の設計やコスト管理、建築工事及び政府との連絡業務を担当。太古地産は完成後のポジションニング、テナント管理業務等を担当している......
(全文はこちら) ※『中国マーケティング・EC会員』IDにてログインの上ご覧ください。
http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=1827

「成都人のライフスタイルに融け込んだショッピングモール「成都遠洋太古里」(6)」
 ~文芸ムードのライフスタイルブランドが消費者を魅了
 ライフスタイル関連で最も話題を呼んでいるのは方所書店に違いない。ここ数年、新たな業態の複合型書店が中国で相次いでオープンし、書籍のみならず、アートなライフスタイルやファッション、デザイン、カフェ等の要素を前面に押し出したスタイルが人気を集めている。方所はその中でもクオリティの高さから、文芸好きの若者やファッションに敏感な消費者から高い支持を得ている。ここを訪れて書籍を手にするだけで、洗練した気分にさせてくれる趣すらある......
(全文はこちら) ※『中国マーケティング・EC会員』IDにてログインの上ご覧ください。
http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=1826

「成都人のライフスタイルに融け込んだショッピングモール「成都遠洋太古里」(5)」
 ~全く新しいコンセプトの主力店で差別化を強化
 無印良品のグローバル旗艦店も忘れてはならない。4階建ての建物は、総面積3,141㎡。店内は最新最多の製品ラインナップを誇り、5,000種を超える商品が扱われている。一般の無印良品のシンプルなイメージとは全く異なり、内装も陳列もより洗練され、各階には上品なインスタレーションアート作品が展示されている......
(全文はこちら) ※『中国マーケティング・EC会員』IDにてログインの上ご覧ください。
http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=1825

「成都人のライフスタイルに融け込んだショッピングモール「成都遠洋太古里」(4)」
 ~目を奪われる華やかさのブランド旗艦店
 太古里独自の“快里慢里”モデルの他、ブランドラインアップの多彩さも特筆に値する。300あまりの出店ブランドは、小売店が70%、飲食が20%、ライフスタイルと娯楽関連が10%というバランスになっている。131の国際的ブランド、15の香港・台湾系ブランド、84の国内ブランドが進出し、旗艦店は14に及ぶ。成都または西南地区初進出のブランド数は50にも上っている......
(全文はこちら) ※『中国マーケティング・EC会員』IDにてログインの上ご覧ください。
http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=1824

「成都人のライフスタイルに融け込んだショッピングモール「成都遠洋太古里」(3)」
 ~速さと遅さが交錯する業態バランス
 成都はもともと矛盾をはらんだ街でもある。成都人のライフスタイルはのんびりしていて、お茶を飲んだり話しこんだり、時には麻雀を打ったりすることを好む。しかしその一方で、全国的、更には世界的に見ても消費が発達した都市で、かつ、目覚ましい速さで発展を遂げている。まさに「速さ」と「遅さ」の矛盾がここに生じている......
(全文はこちら) ※『中国マーケティング・EC会員』IDにてログインの上ご覧ください。
http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=1823

「成都人のライフスタイルに融け込んだショッピングモール「成都遠洋太古里」(2)」
 ~個性溢れる開放的なストリート
 成都遠洋太古里は、開放的で歩行スペースがゆったりと広いストリート型のショッピングモールだ。一般の室内型モールと異なり、完全に開放型の屋外空間に店舗が並び、街角を彷彿とさせるスタイルを打出している。商業コンプレックスを開放的な体験型ストリートに生まれ変わらせた背景には、成都人の生活や消費スタイルが大きく関係している......
(全文はこちら) ※『中国マーケティング・EC会員』IDにてログインの上ご覧ください。
http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=1822

■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
お知らせ
■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

1)会報誌「チャイナ・マーケット・インサイト」2016年11月号(vol.39)発行

 会報誌2016年11月号(vol.39)では、巻頭特集に中国アウトレット市場を取り上げました。経済成長の減速や政府によるぜいたく禁止令などの影響により、「モノ」消費に陰りが見え始める一方、娯楽や文化、レジャーなど体験志向の「コト」消費へのシフトが一気に進む中国小売現場。その両方を併せ持ちながら、低価格と充実したブランドラインナップで「モノ」消費を盛り上げているのがアウトレットでしょう。ここ2〜3年で“雨後の筍”のごとく各地でオープンラッシュが相次ぐアウトレットモール。15年の売上は全体で約700億元、16年には42、17年にはさらに37のアウトレットが開設される予定です。上海を中心とする華東地区を筆頭に、北京を擁する華北地区が同業界をリード、最近では内陸部を含む省都や主要都市にも出店が広がり、ついに寧夏の銀川にも近々西北地区初のアウトレットがオープン予定です。百貨店や総合スーパー(GMS)が各地で閉店するご時世のなか、開店ラッシュに湧くアウトレット業界。同業界の全体像を業績、地区、業態、運営元のバックグランド別に調査・分析。アウトレットが中国消費者に受け入れられる理由を考察しながら、そのうち特にウォッチすべき代表的なアウトレットである流通小売業大手の「百聯」、ヨーロッパ系の「弈欧莱」、地場系大手の「砂之船」、韓国系E-Landが運営する都市型アウトレットの「優客城市広場」の4社の取り組みと戦略について紹介しています。
 次に、注目の商業施設としてアウトレット業界で最も注目を集める天津の「佛羅倫薩小鎮(フィオレンティア・ヴィレッジ)」をピックアップしました。11年6月のオープンながら、15年の売上は30億元を超え、全体の第4位に躍り出ました。天津と北京のちょうど中間という立地面のメリットに加え、イタリアの街並みを再現させた建築デザインのほか、全国トップを誇る国際的一流ブランドのラインナップなど、買い物と観光ニーズを同時に満たすニューモデルのアウトレットとして中国を代表するモールになっています。実際に視察に訪れた日にはプラダとバーバリー店の前で入店のための長蛇の列ができており、モール内も複数の買い物袋を下げた客がほとんど。まだ飽くなき中国消費者の「モノ」に対するニーズをまざまざと見せつけられた気がします。15年1月に上海浦東に、9月には広州にそれぞれモールをオープン、17年末までに重慶、成都、青島、武漢にも出店予定の佛羅倫薩小鎮について、現地視察レポートを交えてお伝えしています。
 トレンドウォッチでは、16年のシェアリング・エコノミーの“新騎手”であるシェア自転車についてです。配車から民泊、ネイルに家庭教師派遣などスマートフォン(スマホ)を介したシェアサービスが花開いている中国O2O市場ですが、その最前線で最も注目されているのがシェア自転車の「モーバイク(mobike)」でしょう。16年4月末頃から急に上海の街角で目にするようになったオレンジ色のおしゃれなマウンテンバイク。スマホで自転車に印刷されているQRコードを読み込むだけで、乗り降りは自由。30分1元のみという低料金も一気に利用者が広がった要因といえます。一方、収益を確保するためには自転車が壊れにくくする必要があり、その分、乗り心地が相殺され、利用者からもクレームが殺到。そこで新たに乗り心地をアップさせた軽量版の「mobike lite」を投入するのですが、その背景には続々と現れるライバル企業の存在も見え隠れしています。このように競争激化の様相を帯びるシェア自転車市場、さらにはそれを利用するユーザーの声なども合わせてレポートしています。
 中国コンビニ最前線レポートでは、「西湖」で有名な浙江省の省都・杭州のコンビニ事情についてレポートしています。前号で紹介した「2016年中国都市別コンビニ発展指数」で総合20位にランクインした杭州は、地場と外資がそれぞれ約半数を占める激戦区になっています。日系ではファミリーマートとローソンがいずれも12年に初進出、現在それぞれ約100店と40店となっていますが、今回は地場系の「快客(QUIK)」に注目。16年4月の売上が前年同月比40%増を記録、今後3〜5年で浙江省内に1000店の目標を掲げる同店の出店、商品、サービス、フランチャイズ戦略について紹介しています。
 そのほか、以下のとおり、中国マーケティングやECに関する情報が盛りだくさんです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 
ニュースレター冊子『チャイナ・マーケット・インサイト』 
vol.39(2016年11月号)  もくじ 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

【巻頭特集】
『中国アウトレット業界徹底研究』
 中国消費現場の新たな潮流として全土に急拡大

【小売・流通現場】注目商業施設を徹底研究
『異国情緒あふれるアウトレットの“新騎手”
「天津佛羅倫薩小鎮(フィオレンティア・ヴィレッジ)」』
 中国アウトレット業界の新トレンドを牽引

【トレンドウォッチ】次の人気商品やサービスを先読み
『健康とエコにも優しいシェア自転車「モーバイク(摩拝単車)」』
 中国シェアリング・エコノミーの新星誕生

【小売・流通現場】中国コンビニ最前線レポート
『多種多様なサービスとデリカ類の充実により成長著しい「快客」』
 「西湖」で有名な浙江省・杭州のコンビニ事情

【都市別調査】
武漢 vs 長沙 編 ~フィナーレ
『日系ブランド:武漢のイオン、長沙の平和堂』

※詳細はこちら:http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Periodical

---------------------------------------------------------

2)日経MJ(流通新聞)で「中国&アジア商売見聞録」掲載(隔週金曜日)
  第94回「モールに成都人の趣向反映」(2017年1月6日付)

 日経MJ(流通新聞)でコラム「中国&アジア商売見聞録」を隔週金曜日に掲載。上海を中心に、中国やアジアの見聞きした情報を現場目線からお伝えしています。
 第94回は「モールに成都人の趣向反映」(2017年1月6日付)。内陸部の大都市、四川省・成都。不動産サービス業のJLLが16年5月に発表した「2016年世界多国籍奢侈品小売企業吸引力指数」によると、成都は上海と北京に次いで中国第3位となった。成都における14年の商業施設総面積は1,500万㎡で、そのうちショッピングモールが400万㎡超で全国トップ。当時建設中の商業施設320万㎡を合わせると世界第2位で、まさにワールドクラスの商業都市に成長してきた。そうしたなか、15年4月に開業した「遠洋太古里」が注目を集めている。地場系の遠洋地産と英系資本の太古地産が折半出資した同施設は、商業エリアのメッカ「春熙路」に位置するが、立地だけでは語れない人気の秘訣がある。彼らが取り組んだ工夫と戦略とは…。
 次回の掲載は2017年1月20日を予定しています。

※日経テレコンにて、バックナンバーをご覧いただけます。
http://t21.nikkei.co.jp/
  お問い合わせ先:日経中国(香港)社 e@nikkei.com.hk

※ダイジェスト版バックナンバーはこちら >>
http://www.cast-marketing.com/nikkeimj/

---------------------------------------------------------

3)Nikkei Asian Reviewで「中国&アジア商売見聞録」英語翻訳版掲載

 2013年5月から日経MJ紙で連載中のコラム「中国&アジア商売見聞録」の英訳が英語誌「Nikkei Asian Review(http://asia.nikkei.com/)」に掲載されております。
詳しくは下記リンクから。

「Convenience store chains mushrooming across China(中国全土に広がるコンビニ)」
http://asia.nikkei.com/Business/Trends/Convenience-store-chains-mushrooming-across-China

※バックナンバーはこちら >>
http://www.cast-marketing.com/NikkeiAsianReview/

---------------------------------------------------------

────────────────────────────
【中国マーケティング・EC会員コース クイックリンク】
────────────────────────────
■サービス詳細 >> http://www.cast-marketing.com/service/
■お試しID発行 >> http://www.cast-marketing.com/trial/
■お問い合わせ >> http://www.cast-marketing.com/inquiry/
■メルマガ配信登録 >> http://www.cast-marketing.com/mailmagazine/

pageTop