中国の市場・業界・企業・商習慣を徹底調査&研究 ~ キャスト中国ビジネス「中国マーケティングEC会員コース」

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 大亀浩介コンサルタントインタビュー



2020/01/15 VOL. 402
【中国消費洞察メルマガ 第402号】~スーパーは高齢者やコミュニティの憩いの場に??~
中国ビジネスをマーケティング視点から再構築しよう!
「キャスト中国ビジネス」中国マーケティング&データ会員コース
http://www.cast-marketing.com/

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2020年1月15日 毎週水曜日配信・無料
【中国消費洞察メルマガ 第402号】
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 こんにちは。キャストの大亀です。

 先週は日本から上海の小売・流通現場の視察に来られ、3日間アテンドしました。ネットスーパーの盒馬鮮生や叮咚(ディンドン)のほか、セルフレジ主体のコンビニ、カルフールなどの総合スーパーなどを見て回り、ネット出前の餓了幺やラッキンコーヒーなども体験しました。

 こうした体験に必要不可欠なのが「スマホ決済」。これまで中国に居住していない外国人はスマホ決済が利用できなかったのですが、昨年の11月からアリババ系のアリペイ(支付宝)が旅行者用の機能を提供しています。

 まずは日本でお持ちのスマホにアリペイをダウンロード。アプリ内にある「Tour Pass(ツアーパス)」にあらかじめ人民元をチャージしておくことで、中国でも決済が可能となります。ツアーパスへのチャージも、パスポートとクレジットカードの情報を登録しておけば、いつでもOKです。

 キャッシュレス社会が隅々にまで浸透し、生活者にとってはすごく便利ながら、逆に外国からの旅行者には不便となった中国。これから中国に出張や旅行で来られる際は、パスポートの持参とともに、このツアーパスの準備がマストになりそうですね。

 今週のコラムは視察で訪れた「カルフール×蘇寧易購」店舗についてです。では、中国消費洞察メルマガ第402号をお送りいたします。

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【目次】
 1. コラム「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第402回)
   ◆蘇寧とカルフールの相乗効果は??
    ~スーパーは高齢者やコミュニティの憩いの場に??~

 2. 新着コンテンツ一覧

 3. 新着統計データ一覧

 4. お知らせ
     会報誌「中国消費洞察」2019年12月号(vol.70)発行
     (詳細)http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Periodical

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コラム
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「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第402回)

◆蘇寧とカルフールの相乗効果は??
 ~スーパーは高齢者やコミュニティの憩いの場に??~

 先週3日間、日本からの視察団とともに、上海の小売・流通現場を見て回りました。スーパーを中心に、コンビニやネットスーパーの倉庫などを視察したのですが、改めてリアルの消費現場の視察が「久しぶり」であることを実感しました。

 生活だけでなく、仕事的にもネタ探しにスーパーを訪れる機会がめっきり減った昨今ですが、今回、個人的に特に注目していたのがカルフールです。業績低迷により、昨年6月に、家電量販大手の蘇寧(スニン)が中国事業を買収。その後、蘇寧がカルフールをどのように変えていこうとしているのか、興味津々でした。

 訪れたのは上海の水城路にある店舗。数年前は中国全土でも一、二を争う売上を誇った人気店です。外壁や店内には「カルフール×蘇寧易購」と掲げられ、“蘇寧”色が強まっています。

 店内に入ってすぐ目にしたのが、以前の古びた家電売場が蘇寧に切り替わっていたこと。若干洗練された展示はまさに「餅は餅屋」。生鮮食品の売り場なども、春節(旧正月)を控えているせいか、ポップやポスターなどが賑やかになっています。品揃えもさすがの充実ぶりで、蘇寧による買収効果が現れているように感じました。

 一方で、客足のほうは午前の時間帯だったこともあるのかまばら状態。カートを引いているのは高齢者ばかりで、以前のような活気は見られませんでした。一方で、蘇寧の宅配網を活用したデリバリーによる売上が伸びており、昨年の双11セールでは、売上総額は31.2億元で前年比43%増の成長。店内の閑散さのみから判断するのは間違いかもしれません。

 しかし、ここまで客が来ないのであれば、旧態依然とした商品陳列を続ける必要はあるのでしょうか。もういっそのこと、高齢者が集う「憩いの場」にしても良いのではないかとも思いました。フロアを囲むようにして商品棚を並べ、真ん中のスペースはお茶や太極拳、ペットの遊び場みたいにするのも手かもしれません。高齢者だけでなく、広場舞(ダンス)の“ミセス”たちも冬の寒いシーズンには踊りに来るかもしれません。

 カルフールだけでなく、ウォルマートや大潤発(RTマート)にも行きましたが、客の入りはいまいち。一方で、いずれもデリバリー対応を大きくアピールしています。デリバリーがマストになった上海の小売現場で、リアルをどのように変革・改善していくのか。高齢化が急速に進む中国で、リアルのスーパーが将来どのような役割を担っていくのかにも注目しましょう。

文責:コンサルタント 大亀浩介

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新着コンテンツ一覧
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※下記コンテンツの全文を閲覧するには「中国マーケティングEC会員」のログインIDとパスワードが必要です(一部お試し閲覧除外記事あり)。「フル/法令/Q&A会員」のログインIDとパスワードではログインできません。(お試しID発行 >> http://www.cast-marketing.com/trial/)

◆中国ウィンタースポーツ市場&産業の発展状況 (4)
 ~屋内と乾地スキー場が発展

 中国のスキー場の72%は北部に集中しているが、南部でもスキー場の数が増え続けている。特にハイテク技術を利用した屋内スキー場や、乾地(スノーマット)スキー場が人気を集めている。屋内スキー場はここ数年高い注目を集めている。2013年には中国全土で5件しかなかったが、18年には26件に増えた......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング・EC会員』IDにてログインの上ご覧ください。
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◆中国ウィンタースポーツ市場&産業の発展状況 (3)
 ~観光体験型スキー場が主流

 スキー場のターゲット顧客は観光体験型、郊外学習型、スキーリゾート型の3つに大きく分類できる。中国のスキー場の75%は観光体験型。設備は比較的シンプルで、初級コースのみのところが多い。観光地や都市郊外に建設され、主に初心者を対象としている......

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◆中国ウィンタースポーツ市場&産業の発展状況 (2)
 ~スキー人口2100万人突破 スキー場の数も約750ヶ所に

 2019年に北京で開催された「アジア・太平洋雪上産業フォーラム」で公表された「中国スキー産業白書」の統計によると、2018年における中国のスキー人口は2113万人、前年の1847万人よりも14.4%増加した。屋内及び屋外スキー場の利用者は1950万人、乾地(スノーマット)スキー人口は85万人、室内のバーチャルスキー施設の利用者も58万人に達している......

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◆中国ウィンタースポーツ市場&産業の発展状況 (1)
 ~契機となった冬季五輪誘致 急発展するスキー産業

 2022年に北京で冬季オリンピックを開催することが決まり、中国におけるスキーやスケートといったウィンタースポーツへの注目度がにわかに高まっている。ウィンタースポーツ市場は大きな成長期を迎えている。国家体育総局は18年9月、「『氷雪スポーツへの3億人動員』実施綱要(2018-2022年)」を公布し、22年までに3億人を氷上・雪上スポーツに参加させることを目標に掲げた......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング・EC会員』IDにてログインの上ご覧ください。
http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=3048

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新着統計データ一覧
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※下記の統計データを閲覧するには「中国マーケティングEC会員」のログインIDとパスワードが必要ですが、現在は「無料」で公開しています。

◆2018年 コーヒーの主要製品の市場シェア

 2018年、中国で販売されたコーヒー製品のうち、最も人気が高かったのはインスタントコーヒー類だった......

(詳細はこちら)
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◆中国コーヒー業界の市場規模(2013-2018年)

 中国の消費昇級(アップグレード)に伴い、コーヒーの消費も急増している......

(詳細はこちら)
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統計データ一覧はこちら >> 
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お知らせ
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◆会報誌「中国消費洞察」2019年12月号(vol.70)発行

 会報誌12月号(vol.70)では、巻頭特集で2019年の中国消費トレンド番付を発表しました。2016年から毎年12月号の好例となった「中国消費トレンド番付」。今年も中国の消費現場やトレンド、流行、話題、ニュース、ライフスタイル、価値観など、特に顕著で注目すべき事柄について番付表にまとめました。

 今年は米中貿易摩擦などの影響で景気減速がメディア等で騒がれる中、ここ数年見られたように斬新的なビジネスモデルや新サービスの勃興には乏しかった感が否めません。一方で、着実に消費が質的にも量的にも力強く成長している姿が垣間見れました。

 中国人としてのアイデンティティの高まりから、「国潮(国産愛)」ブームが各界に波及。一方で、ごみ分別の施行による環境意識の高まりや、室内スキー教室、スマホベースの簡易ジムなど、健康やスポーツ熱の高まりも、モノからコト、さらにはスローライフを求める消費性向の変化が顕著になっています。

 スマホエコノミー(経済)の深化も見逃せません。大都市だけでなく、中国全土隅々にまで普及したモバイル通信網と物流網により、「下沈」と称される地方の中小都市や農村部に住むスマホユーザー層が、ついに消費の表舞台に登場。ネット業界をはじめ、大きな注目を集めました。

 従来型産業のネット(スマート)化も目立ちました。家事代行からオーダースーツ、さらにはテレビショッピングならぬライブコマースなど、色んなビジネス形態がスマホの画面内に集約。もちろん、広告宣伝の機能として「網紅(ワンホン)」の影響力もさらにパワーアップした感もありました。

 このように一見あまり目立ったトピックが少ない中、特に注目すべきトレンドや事柄について、弊社の独断と偏見で番付しています。今後の中国消費の未来を占う上でも、ぜひ参考にしていただければと思います。

 次に、取り上げたのが1年に1度、11月11日に開催されるEC(電子商取引)ビッグセール「双11(独身の日)」についてです。

 アリババ系の天猫(Tモール)と淘宝網(タオバオ)の取引額は、今年も最高記録を更新。合計で2,684億元に達し、昨年の2,135億元を26%上回りました。1日の取引額がすでに楽天の1年の取引額を上回るのですから、中国の消費力のすごさを思い知らされます。

 双11セールを2008年に始めた天猫と淘宝だけでなく、京東(JDドットコム)、拼多多(ピンドウドウ)、蘇寧(スニン)など他のECサイト各社も高い取引額を記録し、これまでの記録を更新。双11セール期間中のネット全体の取引額は4,101億元に達し、前年比30.5%増の成長でした。

 今年の双11セールの成長は、主に中国で「下沈市場」と呼ばれる三線級以下の地方都市と農村地区の市場開拓に依るところが大きかったと多くのメディアで分析されています。中国の地方都市・農村の市場成長が、中国ECの新たな牽引役として登場した「元年」とも言えるでしょう。

 ECサイト各社が地方都市や農村地区への進出を積極化しながらも、客単価は穏やかな上昇傾向を保っているのは注目に値します。消費は地方へと広がりつつある中、消費レベルは全体的に落ちていないことは、中国人の消費意欲が依然旺盛だと見て取れます。

 今号では、今年の双11セールの各サイトの販売状況について分析しながら、売れ筋の商品やブランド、そこから垣間見れる消費トレンドについて解説しています。

 そのほか、以下のとおり、中国消費やマーケティングに関する情報が盛りだくさんです。

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会報誌『中国消費洞察』 
2019年12月号(vol.70)  もくじ
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【巻頭特集】2019年中国消費トレンド番付
「国潮(中国愛)」ブームが広く波及
地方と農村市場がいよいよ表舞台に登場
 ~2019年中国消費トレンド番付を発表。景気減速感が強まる中、今年最も注目すべき消費トピックは???

【業界研究】天猫「双11(独身の日)」セール
新記録更新の双11セールを徹底解剖
地方・農村とライブコマースの勃興に着目
 ~今年も1日の取引額が2,684億元で最高記録を更新したアリババ「双11(独身の日)」セールを徹底解説!!!

【マーケティングレポート】ナマケモノたちの家③
「宅配」という名のスマートホーム
 ~宅配サービスは「モノ消費」なのか?AI機器とスマートスピーカーとペット。一見無関係な3分野の流行に共通の背景を追う…

※詳細はこちら:http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Periodical

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