中国の市場・業界・企業・商習慣を徹底調査&研究 ~ キャスト中国ビジネス「中国マーケティングEC会員コース」

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 大亀浩介コンサルタントインタビュー



2020/04/08 VOL. 414
【中国消費洞察メルマガ 第414号】~異業種間の「スタッフシェア」で危機回避!!~
中国ビジネスをマーケティング視点から再構築しよう!
「キャスト中国ビジネス」中国マーケティング&データ会員コース
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2020年4月8日 毎週水曜日配信・無料
【中国消費洞察メルマガ 第414号】
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 こんにちは。キャストの大亀です。

 いよいよ東京含む7都府県で緊急事態宣言が発令されました。仕事や子供の教育など色々不便な生活が余儀なくされるとは思いますが、まずは安全と健康第一ということで、なるべく外出は控えていただければと思います。

 私も1月23日の武漢封鎖以来、いわゆる「巣ごもり」中心の生活が続いています。仕事はビデオ会議などの利用でそれほど大きな障害は感じないのですが、友人と会って外で食事などができないのは、さすがに寂しくもあります。

 先日、友人と3人で「微信(ウィーチャット)飲み」をしようということになりました。微信のグループチャットでビデオ通話しながらの飲み会です。久々の再会(?)で、お互いの近況報告など話題は目白押しで、“意外”と盛り上がりました。

 しかし同時に喋りだすと会話が聞き取れないとか、一瞬沈黙した後に誰が会話を切り出すかなど、ファジー(死語?)なタイミングが計れないのが欠点に感じました。中国でも「雲喝酒」と称したネット飲み会の動画が投稿されていますが、さすがにこればっかりは、新型コロナ収束後に「リアル」の世界に戻っていくでしょうね。

 今週のコラムはネットスーパーとレストラン業界との「スタッフシェア」についてです。では、中国消費洞察メルマガ第414号をお送りいたします。

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【目次】
 1. コラム「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第414回)
   ◆従業員も「シェア」する時代到来か??
    ~異業種間の「スタッフシェア」で危機回避!!~

 2. 新着コンテンツ一覧

 3. 新着統計データ一覧

 4. お知らせ
     会報誌「中国消費洞察」2020年3月号(vol.72)発行
     (詳細)http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Periodical

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コラム
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「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第414回)

◆従業員も「シェア」する時代到来か??
 ~異業種間の「スタッフシェア」で危機回避!!~

 新型コロナウイルスが変えた中国消費。外出制限で日々の食材入手に困った中国消費者の“救世主”として、生鮮EC(ネットスーパー)が急成長したと前号で述べました。

 特に自宅待機(隔離)が余儀なくされた期間は、注文が殺到。一方で、ネットスーパーの要である配達(デリバリー)が、ちょうど春節休暇と重なってしまい、配達スタッフの多くが実家へ帰省している状況でした。

 特に深刻だったのが、アリババ系の盒馬。毎朝の開店とともにスマホアプリを立ち上げ、食材を選び、デリバリーを「予約」するユーザーが続出。一日分の配達予約があっという間に満杯になるほどでした。

 こうした問題を解決するためにネットスーパー各社がとった対策が「スタッフシェア(派遣)」と「デリバリーの多様化」です。

 スタッフシェアとは、新型コロナで最も深刻な影響が出た外食業界から社員を派遣してもらうというもの。ちなみに今年の春節(旧正月)期間は、ほとんどの飲食店が大幅な赤字となり、業界全体の損失が5,000億元超だったという試算もあります。人気の四川火鍋チェーン店「海底捞」は、1月26日からの中国国内全店舗の営業停止により、損失は50億元に達したとのこと。

 このように赤字に苦しむ外食業界と、人手不足に悩むネットスーパーや出前(外売)各社。双方の利害が合致して突如生まれた発想が、「スタッフを共有しましょう」という施策です。

 提案したのは盒馬のほうから。2月3日以降、雲海肴、西貝、望湘園など大手レストランチェーンと契約し、自宅待機となった従業員を派遣。同月16日時点ですでに2,500名超のシェアスタッフが、盒馬店内でパッキングや仕分けなどの単純業務に従事。賃金は盒馬負担で、実際の給付は各飲食店からというシステムになっているようです。

 他社もこの動きに追随。出前アプリの餓了么、毎日優鮮、京東系スーパーの7FRESH、蘇寧+カルフール、ウォルマートなども業界を跨いでスタッフを共有するようになりました。

 こうしたスタッフシェアは新型コロナ禍という緊急事態だからこそ“成り立つ”施策でしょう。しかし、アリババがすでに「藍海」という従業員シェアのプラットフォームをリリースしており、もしかしたら収束後も継続するかもしれません。中国での雇用や人材管理が「変革」されるのか…。(※デリバリーの多様化については次号でお伝えします。)

文責:コンサルタント 大亀浩介

バックナンバー一覧はこちら >> http://www.cast-marketing.com/okamekosuke/

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新着コンテンツ一覧
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◆中国家事代行サービス業界 (8)
 ~アプリの普及率向上が目標

 家事関連のO2Oサービスは、投資家からの注目を集めているが、アプリの普及率はまだ低い状況だ。中国ビッグデータサービスの極光大数据の統計によると、2018年10月時点での家事代行サービス専門アプリのユーザー規模は1008万人。17年同期比180.8%増と成長したが、一方でその普及率はわずか0.92%に止まっているという......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング・EC会員』IDにてログインの上ご覧ください。
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◆中国家事代行サービス業界 (7)
 ~O2O型ユニコーン企業 「58到家」

 58到家は、中国最大手クラシファイド広告サイト「58同城」の强大なブランド力とアクセス数のリソースを強みとする。2015年10月にはアリババ、平安創新、KKR聯合投資によるベンチャーキャピタルAラウンドで3億米ドルの資金を調達。家事代行サービスO2O領域におけるユニコーン企業だ......

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◆中国家事代行サービス業界 (6)
 ~加速するO2O型発展

 モバイル通信やビッグデータなどの情報技術の発展に伴い、中国の家事代行サービス業界は従来の仲介型からO2O(Online to Offline)モデルへと発展を遂げつつある。2013年以降、e家潔、雲家政、阿姨帮、阿姨来了、小馬管家、嘉佣坊などO2O型のベンチャー企業が相次いで登場......

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◆中国家事代行サービス業界 (5)
 ~急成長を遂げる 中国の家事代行サービス市場

 中国の家事代行サービス業界は、市場の需要拡大とともに、政府のサポートの下、急成長を遂げつつある。国家発展改革委員会・社会発展司が公表したデータによると、2017年の全国の家事代行サービスの営業収入は4400億元に達し、前年比26%の伸びを記録。2015~17年の3年平均成長率も25.9%に達している......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング・EC会員』IDにてログインの上ご覧ください。
http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=3259

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新着統計データ一覧
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※下記の統計データを閲覧するには「中国マーケティングEC会員」のログインIDとパスワードが必要ですが、現在は「無料」で公開しています。

◆中国の宅配便業界の市場規模(2010~2020年)

 中国の宅配便業務量は、2014年から連続5年間世界1位となっている。2019年時点の中国の宅配便サービス企業の業務量は累計635.2億件......

(詳細はこちら)
http://www.cast-marketing.com/_file/MarketingReport/PDF_File_3239.pdf

◆中国の外食産業市場規模(2019年)

 2019年、中国の外食産業の総収入は4兆6,721億元で、前年比9.4%増加......

(詳細はこちら)
http://www.cast-marketing.com/_file/MarketingReport/PDF_File_3238.pdf

統計データ一覧はこちら >> 
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お知らせ
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◆会報誌「中国消費洞察」2020年3月号(vol.72)発行

 会報誌2020年3月号(vol.72)では、巻頭特集で「網紅(ワンホン)」を取り上げました。ここ数年、中国の消費シーンにおいて、ネットで人気に火が付いたヒトやモノ、レストランなどを称する「網紅」(※中国語で「網」はネット、「紅」は人気があるの意)の存在感が増しています。

 今から10年前頃の中国で、メーカーや小売流通業にとって最大の関心事と言えば「販売チャネル(販路)」でした。販売チャネルを確保できさえすれば、売上もある程度保証されていたといっても過言ではありません。

 広告メディアはテレビ広告、屋外広告、ポータルサイトや百度(バイドゥ)のキーワード広告などが主体で、予算を投入すれば一定の効果が期待できました。しかし、現在はそうした常識がもはや通用しない…。広告を出しただけで売上は期待できず、人々の話題にのぼる「網紅(ワンホン)」になることが何より重要となっています。

 網紅とは、KOLなどインフルエンサーだけでなく、商品や店舗も含まれます。「網紅」という枕詞がつくだけで、人々から大きな注目を集め、行列や入荷待ちも日常茶飯事となっています。

 チャットアプリの微信(ウィーチャット)の朋友圏(モーメンツ)には、網紅グッズや網紅店の投稿を頻繁に目にします。日本ではTikTok(ティックトック)で知られる「抖音(ドウイン)」や「快手」などの動画投稿アプリでも数多く登場します。スマートフォン(スマホ)上で短期間かつ集中的に関連の情報や動画が拡散される商品やブランドが「網紅」と定義できるでしょう。

 その他にも、ソーシャルコマースの「小紅書(RED)」やライブコマースの「淘宝直播」(※「直播」は実況中継の意)などの新しいSNS(ソーシャルメディア)ツールが続々と登場。その膨大なトラフィックと、ショッピング機能を兼ね備えた利便性の高さにより、多くの網紅ブランドが生み出されています。

 いまだに行列が途切れない茶飲料チェーン「喜茶(HEYTEA)」や、芸能人にも人気のココアパウダーたっぷりのパン「臟臟包(ザンザンバオ)」、若者向けに“イメチェン”に成功した中国白酒「江小白」といった網紅の“老舗”から、コスメブランドの「パーフェクトダイアリー(完美日記)」や「HFP(ホームフェイシャルプロ)」、歯磨き粉「NYSCPS(参半)」、コーヒー「Saturnbird Coffee(三頓半)」、アイスクリームの「鐘薛高」や「中街」、「奥雪双黄蛋」など続々と新興ブランドが誕生しています。

 もはや「網紅化なくして中国での成功なし」ともいえる状況の中、どうしたら数多くの商品の中から、突出した網紅商品になることができるのか?網紅となった後、注目を集め続けるために何ができるのか?今回の特集ではケーススタディを交えながら検証しています。

 次に、いま皆さんの関心が最も高い新型コロナウイルス(COVID-19)についてです。1月23日の湖北省・武漢閉鎖により明るみとなった新型コロナの感染拡大に伴い、中国人の生活と消費は大きな影響を被りました。

 春節(旧正月)と言えば本来、旅行や買物、食事に各種娯楽など、消費が大きな盛り上がりを見せるシーズンです。それが今年は、新型コロナの集団感染を防止するため、ほとんどの人が外出を控え、商業施設の多くも休業や営業時間の短縮に追い込まれました。レストランを始めとする実店舗の営業もほぼ全面的に停止されました。

 新型コロナの流行が本格化すると、各地の都市や省が封鎖措置を開始。マンションでも隔離式管理をするところが増え、交通輸送や物流も大きく停滞。春節が過ぎても企業は活動再開延期を余儀なくされ、多くの業界に多大なマイナスの影響を与えました。

 この危機的な状況の下、各業界では生存を賭けた様々な応急措置が採られました。オンライン販売や非対面式のサービスのみならず、全く新しい運営モデルを投入する企業も登場。

 多くの消費者が長期間、家に籠らなければならなくなったことにより、色んな消費・生活シーンで新たな商機も生まれました。ライブコマースやオンライン教育、オンラインスポーツ・娯楽、そしてテレワークなどはその代表例といえるでしょう。

 新型コロナの影響下で、消費者と関係の深い企業がいかに今回の危機を乗り越えたか?そしてこの機に乗じてどのような商機が生まれたのか?さらには中国における今後の消費にどのような影響を与えうるのかについて検証しています。

 そのほか、以下のとおり、中国消費やマーケティングに関する情報が盛りだくさんです。

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会報誌『中国消費洞察』 
2020年3月号(vol.72)  もくじ
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【巻頭特集】「網紅(ワンホン)」研究
中国マーケ成功の鍵は「網紅化」
網紅の仕組みから生み出し方まで徹底分析
中国での成功はいかに「網紅」になるかにかかっている今、そのハウツーについて、ケーススタディを交えながら秘訣を探る!!!

【緊急特集】新型コロナに立ち向かう中国消費
生活・娯楽がすべて「雲(クラウド)」化
新型コロナでガラッと変わる中国消費
新型コロナの流行は中国人の価値観や消費行動をどのように変えるか???収束「後」を見据えた事業戦略をどう練り直すか???

【マーケティングレポート】西部開拓は鉄道から②
ハブ化で町に集まった 刺身もビッグデータも
“中国最貧の地”だった貴陽と、エキゾチックな辺境都市だったウルムチ──西部の二都市の急発展の起爆剤となったのが高速鉄道だ・・・

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