中国の市場・業界・企業・商習慣を徹底調査&研究 ~ キャスト中国ビジネス「中国マーケティングEC会員コース」

 お試しIDバナー  メルマガ登録バナー
お問い合わせ/ご相談は
キャストコンサルティング
(東京) 03-5405-7860
(上海) +86-21-6321-3000
 service@cast-marketing.com
 お問い合わせフォームはこちら
 市場調査バナー
 大亀浩介コンサルタントインタビュー



2020/05/20 VOL. 420
【中国消費洞察メルマガ 第420号】~3億人が使うテレワークアプリ「釘釘(ディンディン)」~
中国ビジネスをマーケティング視点から再構築しよう!
「キャスト中国ビジネス」中国マーケティング&データ会員コース
http://www.cast-marketing.com/

================================
2020年5月20日 毎週水曜日配信・無料
【中国消費洞察メルマガ 第420号】
================================

 こんにちは。キャストの大亀です。

 動画投稿アプリの「抖音(ドウイン)」をご存知の方は多いでしょう。日本でも「TikTok(ティックトック)」の名で若者を中心に大人気となっています。中国では毎日4億人が抖音で動画を閲覧し、これまでも数多くの“網紅”ブランドや商品が誕生しています。

 抖音とともに、ニュースアプリ「今日頭条」も運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)。企業価値780億米ドル(2018年11月時点)で世界ナンバーワンのスタートアップ企業です。配車アプリの「滴滴出行」やアメリカの民宿アプリ「Airbnb」すら上回っていることにはびっくりです。

 このバイトダンスがなんとテレワーク分野にも進出。「飛書(FEISHU)」という名のグループウェアで、元は同社の世界5万人の従業員向けに開発したツールを、19年に中国でスタート。海外では「lark」の名で運営されています。

 20年2月12日時点で、デイリーアクティブユーザー数は約54万人。アリババ系「釘釘(ディンディン)」のユーザー数3億人にはかなり劣りますが、業務効率に優れた共同作業のツールをウリにしています。華為(ファーウェイ)も政府系や大企業をターゲットに「WeLink」を無料開放。テンセントの「企業微信」とともに、テレワーク市場の競争も激しさを増しそうです。

 今週のコラムはユーザー3億人でテレワーク市場でも圧倒的な存在感を示すアリババ系「釘釘(ディンディン)」についてです。では、中国消費洞察メルマガ第420号をお送りいたします。

────────────────────────────────
■大亀浩介の中国消費洞察ブログ >> http://okamekosuke.jugem.jp
────────────────────────────────
上海を中心に現地から中国消費&マーケティング情報を随時アップデート。
2011年末からの週刊メルマガも収録。中国市場攻略にぜひお役立て下さい。

================================

【目次】
 1. コラム「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第420回)
   ◆テレワークでもアリババが圧倒的存在感!!
    ~3億人が使うテレワークアプリ「釘釘(ディンディン)」~

 2. 新着コンテンツ一覧

 3. 新着統計データ一覧

 4. お知らせ
     会報誌「中国消費洞察」2020年4月号(vol.73)発行
     (詳細)http://www.cast-marketing.com/newsletter/

■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■コラム 「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第420回)
■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

◆テレワークでもアリババが圧倒的存在感!!
 ~3億人が使うテレワークアプリ「釘釘(ディンディン)」~

 日本では東京など首都圏で、まだ緊急事態宣言が続いています。自粛生活を強いられ、自宅でテレワークされている方も少なくないでしょう。ちなみに、テレワークの「テレ」は「tele=離れた所」という意味なんですね。てっきり通信関連の意味かと思っていました。

 中国でも春節(旧正月)休暇明け後に、多くの企業がテレワークを導入しました。2020年2月3日~16日の2週間に、中国全土で1,800万社以上、3億人がテレワークを利用したというデータもあります。中国の就業人口7.8億人(2018年)の約4割に達します。

 このテレワーク分野で圧倒的な存在感を示しているのがアリババ系「釘釘(ディンディン)」。2014年に無料でサービス提供をスタート。20年3月末時点でユーザー数が3億人を突破。企業・組織ユーザー数は1,500万社に達したようです。

 釘釘アプリの主な機能は、人事管理、コミュニケーション、グループウェア、業務管理、オンライン学習の5つ。従業員の健康管理から電話・ウェブ会議、スケジュール・プロジェクト管理、顧客管理などが含まれます。釘釘はオープンソースなので、多くのアドオンツールが続々と追加されています。

 コロナ前にも、釘釘を導入していた日本企業がありました。従業員からの休暇申請や決裁、営業報告、会議の議事録などがすべてスマホで完結するとのことで、こうした企業の内部情報がビッグデータとして吸い上げられのはどうかと思いながらも、便利さの前では抵抗できないと話していました。

 コロナ禍には、急増した各種ニーズにも即時に対応。わずか40時間で従業員向けの健康確認機能を追加。ウェブ会議は、参加時のパスワード機能を付加。ホワイトボードを使ったプレゼン機能もあり、シェア画面上で、その上に文字や図が書き込めるようにもなっています。

 参加可能人数も増やし、302人まで無料で参加が可能に。会議の録画もでき、後で会議を見直したり、資料として保存しておくこともできます。釘釘アプリ上で開催された会議の数は、1日あたり2,000万回を突破し、1億人以上が参加。現在も増加傾向にあるとのことです。

バックナンバー一覧はこちら >> http://www.cast-marketing.com/okamekosuke/

■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■新着コンテンツ一覧
■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

※下記コンテンツの全文を閲覧するには「中国マーケティング会員」のログインIDとパスワードが必要です。「フル/法令/Q&A会員」のログインIDとパスワードではログインできません。(お試しID発行 >> http://www.cast-marketing.com/trial/)

◆【業界研究】中国ドリンク業界 (7)
 ~TikTokが生み出す人気商品

 中国国内で1日のアクティブユーザー数2.5億人超を誇る「TikTok(抖音)」の影響力も無視できない。ブルーペプシ、ペプシゼロ、コカ・コーラの桜ボトルなどの限定バージョンなどは、TikTokをきっかけに大きな注目を集めた......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング・EC会員』IDにてログインの上ご覧ください。
http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=3312

◆【業界研究】中国ドリンク業界 (6)
 ~雰囲気重視の若い世代

 「90後(90年代生まれ)」や「00後(2000年以降生まれ)」世代の若年消費者は、他人と違う個性を追い求める「感性消費」の代表格と言える。彼らは、ドリンク製品を選ぶ際にも面白さや新しさを重視し、味や健康、ブランドなどは二の次だ。農夫山泉の「茶π」や統一の「小茗同学」は、まさに彼ら若い消費者の支持を得て大きな成功を納めたケースだ......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング・EC会員』IDにてログインの上ご覧ください。
http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=3311

◆【業界研究】中国ドリンク業界 (5)
 ~健康がキーワード 無糖茶が急成長

 より良いモノを求める「消費昇級(アップグレード)」トレンドの下、中国ドリンク市場の消費者は二極化が進んでいる。1つは健康を重視する理性的な消費者層、もう1つは個性を追求するハイセンスな消費者層だ。健康飲料の需要は拡大を続けている......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング・EC会員』IDにてログインの上ご覧ください。
http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=3310

◆【業界研究】中国ドリンク業界 (4)
 ~Eコマースが主要チャネル 京東が天猫をリード

 販売チャネルでは、スーパー、コンビニエンスストア、売店、自動販売機などの従来型チャネルのほか、Eコマースも重要なチャネルに成長している。特にEコマースは自宅まで配達してくれるなど便利なだけでなく、選択肢も豊富......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング・EC会員』IDにてログインの上ご覧ください。
http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=3309

■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■新着統計データ一覧
■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

※下記の統計データを閲覧するには「中国マーケティングEC会員」のログインIDとパスワードが必要ですが、現在は「無料」で公開しています。

◆中国家電オンライン小売額規模(2014-2019年)

 中国の家電製品のオンライン小売総額は、2014年の780億元から2019年には3,138億元にまで増加している。

(詳細はこちら)
http://www.cast-marketing.com/_file/MarketingReport/PDF_File_3298.pdf

◆中国の新エネルギー車保有台数(2019年)

 2019年末時点における中国の自動車保有台数は2.6億台で、2018年末比2,122万台(廃棄・登記抹消分を除く)、8.83%の増加となった......

(詳細はこちら)
http://www.cast-marketing.com/_file/MarketingReport/PDF_File_3295.pdf

統計データ一覧はこちら >> 
http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=NewAll&Class2=29

■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■お知らせ
■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

◆会報誌「中国消費洞察」2020年4月号(vol.73)発行

 会報誌2020年4月号(vol.73)では、巻頭特集で「ライブコマース」を取り上げました。ライブコマースとは「ライブ動画+Eコマース」の造語で、いわゆるテレビショッピングのスマートフォン(スマホ)版です。

 スマホで手軽に撮影と配信ができるようになったため、中国で「直播」と呼ばれるライブ中継動画(ライブストリーミング)が、2016年ごろに若者を中心に流行しました。

 当初は、“キレイ”な女性や“イケメン”男性がスマホの前でおしゃべりや歌を歌い、フォロワーが「投げ銭(紅包)」やバーチャルギフトを贈るといったやり取りが話題となりました。誰もがネット上で“アイドル”になりうるチャンスありとのことで、多くの若者が直播市場を盛り上げました。

 その後、こうした単なるメディア的用途から、旅行やスポーツ、ゲームなど他の業種と結びつきながら、様々な発展を遂げてきたライブ動画。なかでも、ネット通販と結びつけたライブコマースは、瞬く間に消費者に受け入れられ、今や多くの企業やショップが最も重視する販売チャネルの1つとなっています。

 ライブコマースの成長性に関心が高まった2019年以降、多くの企業がライブコマースの事業化に乗り出しました。淘宝(タオバオ)、京東(JDドットコム)、拼多多(ピンドウドウ)などEC(電子商取引)プラットフォーム大手各社のほか、動画投稿アプリの抖音(ドウイン・TikTok)や快手(クアイショウ)なども続々と参入しています。

  ライブコマースの先駆者的存在なのが淘宝(タオバオ)の「淘宝直播(ライブコマース)」。2016年に運営を開始。アリババによると、3年連続で前年比150%以上の成長を続けているようです。

 2019年11月11日(独身の日)の天猫「双11」ネットセールでは、参加店全体の半数以上がライブコマースを実施。淘宝直播の取引額は1日(24時間)で200億元近くに。2019年の淘宝直播の流通取引総額は、2,000億元に達したようです。

 2020年に入り、新型コロナウイルスの感染拡大で、ライブコマースの成長はさらに突出したものに。消費者は外出を制限される一方、リアル店舗のほうもオンライン化が余儀なくされました。ライブ動画を視聴しながら買物をするという新たな消費スタイルが、中国全土に広く定着することとなりました。

 そこで、今号ではライブコマース市場について、主要プラットフォーム、収益構造、消費者のニーズなどから分析。また業界トップの淘宝直播にフォーカスし、ユーザー数や取引額、業界別ランキング、主なユーザー層などの実態を把握しながら、農産地、工場、問屋市場、物流倉庫から直接動画配信する「直播産業基地」という新しい動きについても網羅しています。

 次に、今号も「緊急企画」として、皆さんの関心が最も高い新型コロナウイルス(COVID-19)についてです。世界規模で感染が広がる新型コロナ。中国人の生活と消費にも大きな影響を及ぼしましたが、今号でスポットライトを当てたのは「テレワーク」です。

 コロナ禍で中国社会に一気に普及した「雲経済(クラウドエコノミー)」。前号で、「雲購物(クラウドショッピング)」、「雲健身(クラウドフィットネス)」、「雲蹦迪(クラウドディスコ)」といったクラウドベースの新しい業態を紹介しましたが、なかでも急成長を見せたのが「雲辦公(クラウドオフィス)」市場です。

 職場復帰とウイルス回避の2つを同時に実現するこのシステムは、企業の運営再開の“救世主”となりました。春節(旧正月)休暇以降、中国で多くの企業が「テレワーク」を導入。テレワーク関連アプリのダウンロード数や使用頻度は激増し、ユーザー数は億単位に達しました。

 検索エンジン大手の百度(バイドゥ)の統計によると、2020年2月、テレワーク関連ワードの検索回数が前年同期比で491%増と成長。前月比でも317%増だったようです。

 なかでも特に多くの支持を集めたのは、アリババのモバイルオフィスアプリ「釘釘(DingTalk・ディンディン)」と、テンセント(騰訊)ウェブ会議アプリ「騰訊会議」です。

 春節休暇明けのApp Storeランキングでも、釘釘が連日トップに立ち、騰訊会議が2位。App Storeでオフィス業務関連のアプリがランキングの上位2位を占めるのは史上初のことでした。休暇明け初日の2月3日には、釘釘と騰訊会議に1億人を超えるユーザーが殺到し、システムがダウンするほどに。

 コロナ前はユーザー数の伸びも“鳴かず飛ばず”だったグループウェアアプリ。それが期せずして一気にユーザーが急増したばかりか、もはやテレワークが「コロナ後(アフターコロナ)」にも常態化しそうな勢いすら見せています。

 そこで、今号では中国の新しい「働き方」について、主要グループウェアアプリ4社(アリババ・釘釘、テンセント・企業微信、バイトダンス・飛書、華為・WeLink)を中心に、市場規模やユーザー数、産業チェーン、主要機能などについて調査。また特に重要視されているウェブ会議とクラウドドキュメント領域をさらに深く掘り下げ、ユーザーにとってのメリットとデメリットについてのアンケート結果とともに「コロナ後」のテレワーク市場の動向を洞察しています。

 そのほか、以下のとおり、中国消費やマーケティングに関する情報が盛りだくさんです。

================
会報誌『中国消費洞察』 
2020年4月号(vol.73)  もくじ
================

【巻頭特集】ライブコマース市場分析
農地や工場からの直売で流通革命なるか
スマホ版TV通販「ライブコマース」がECの主役に
 ~コロナ禍で人気爆発のライブコマース。農地や工場からの動画配信で、既存の流通構造が瓦解する可能性も秘めた新しい販売スタイルの実態に迫る!!!

【緊急特集】中国テレワーク業界レポート
新型コロナ感染拡大で一気に普及
“雲”の上で働く、中国「テレワーク」最新事情
 ~コロナ禍の外出制限でニーズ急増のテレワーク。便利さに慣れたホワイトカラー続出で、収束後も常態化なるか???

【マーケティングレポート】西部開拓は鉄道からFin.
勃興する辺境都市 「次」を見逃すな
 ~極貧都市・貴陽、砂漠の辺境都市・ウルムチの飛躍的な経済発展を支えた高速鉄道網。貴陽やウルムチの「次」を見逃さず、商機に変えたい・・・

※詳細はこちら:http://www.cast-marketing.com/newsletter/

────────────────────────────────
【中国マーケティング・EC会員コース クイックリンク】
────────────────────────────────
■ サービス詳細 >> http://www.cast-marketing.com/service/
■ お試しID発行 >> http://www.cast-marketing.com/trial/
■ お問い合わせ >> http://www.cast-marketing.com/inquiry/
■ メルマガバックナンバー >> http://www.cast-marketing.com/e-zine/
■ 会報誌バックナンバー >> http://www.cast-marketing.com/newsletter/