中国消費洞察オンライン〜中国ビジネスをマーケティング視点から再構築!

 

トレンドウオッチ [ 2016年8月26日 ]

近所の「体験館」が次の小売現場の新トレンド(7)
「体験型マーケティング」はO2Oの主要テーマ
今後数年間、ネット商店の勢いは変わらず継続することが予想される。しかし純粋にオンラインのみで展開するマーケティングの弱点は益々明確になっていくだろう。ネット上では製品を理解する際、画像と解説、動画に頼るしかなく、実際の体験とは程遠い。オフラインの体験型施設はこの「体験」部分を補い、製品と消費者の距離を狭める格好のシステムだ......

 


 

トレンドウオッチ [ 2016年8月25日 ]

近所の「体験館」が次の小売現場の新トレンド(6)
パナソニックの重点商品体験店では日本式の生活文化を提唱
パナソニックの戦略は他ブランドとは一線を画し、体験する対象を、今後力を入れていく主力商品「温水洗浄便座」や「美容家電」に限定している。杭州に「松下体験空間」、上海には「智美可蕊詩(Cluxta)体験空間」を設立、前者では温水洗浄便座、後者は美容家電を中心とした体験型マーケティングを展開している......

 


 

トレンドウオッチ [ 2016年8月23日 ]

近所の「体験館」が次の小売現場の新トレンド(5)
エアコン最大手「格力」、販売店を核とする流通網も体験型重視へシフト
中国エアコン業界のリーディングカンパニー「格力(GREE)」は、高い研究開発能力と技術力を誇り、明確なブランドイメージを持つ。「好空調格力造(良いエアコンは格力が作る)」、「譲世界愛上中国造(世界を中国製(メイドインチャイナ)好きにする)」等の広告は大衆の心に深く浸透している......

 


 

トレンドウオッチ [ 2016年8月22日 ]

近所の「体験館」が次の小売現場の新トレンド(4)
アフターサービス主体から全方位型への転換を果たした「小米之家」
小米(シャオミ)はこれまでネット上での販売を主体にしていた。ネット上で商品を予約するシステムにより製品の供給をコントロールし、同時に「飢餓マーケティング」の手法で消費者の小米製品への飢餓感を煽ってきた。また、ネット上で販売することで中間コストを削減し、価格競争力を実現してきた......

 


 

トレンドウオッチ [ 2016年8月19日 ]

近所の「体験館」が次の小売現場の新トレンド(3)
「蘇寧易購雲店」〜O2O体験機会の提供
家電量販店の最大手である蘇寧もここ数年O2O戦略に力を注いでいる。オンラインショップ「蘇寧易購」とオフラインの実店舗の結びつき強化に取り組み、幾度かの変遷を経て、2015年4月、新しい体験型実店舗「蘇寧易購雲(クラウド)店」を打ち出した。これはオンラインショップ「蘇寧易購」を直接オフラインに落とし込んだものだといっていい......

 


 

トレンドウオッチ [ 2016年8月18日 ]

近所の「体験館」が次の小売現場の新トレンド(2)
家電量販店「国美」〜家電メーカーと提携してブランド体験ゾーンを設置
国内の各大型家電量販店ではネット商店の台頭に対抗すべく、オンラインでの販売を強化してきたが、一方で従来の店舗における体験型経営にも力を入れている。国内最大規模の家電量販チェーンの1つである国美を例にとると、すでに多くの店舗において従来の販売スペースメインの手法を改め、メーカーと共同で体験型店舗や大型体験スぺ―スの開設に着手している......

 


 

トレンドウオッチ [ 2016年8月16日 ]

近所の「体験館」が次の小売現場の新トレンド(1)
“体験”をキーワードにネットからリアルへの回帰進む
「体験型」の導入は実店舗に限られたことではない。多くのネットショップもオフラインの体験型店舗を開設し始めている。消費レベルの向上に伴い、単純なオンライン消費では製品機能や品質から、個性、アフターサービスまでという消費者の全方位的なニーズを満たすことが困難になっているためだ。オフラインの体験型店舗はそれを補う最も有効な手段といえる......

 

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