中国消費洞察オンライン〜中国ビジネスをマーケティング視点から再構築!

 

中国ビジネス最前線 [ 2018年2月2日 ]

網易考拉海購(Kaola.com)が中国越境ECのトップに (8)
天猫・京東の2強を凌ぐ勢いを持続
網易考拉は、設立から2年という短期間に天猫、京東といった強敵を打ち負かし、越境EC業界のリーディングカンパニーに成長した。市場調査コンサルのiiMedia Rearch(艾媒諮詢)のデータによると、海外通販歴1年以下の新規ユーザーほど網易考拉の利用率が高いそうで、その割合は34.1%にも達している。これは彼らが同社のサービスや品質に大きな信頼を置いている証といえるだろう......

 


 

中国ビジネス最前線 [ 2018年2月1日 ]

網易考拉海購(Kaola.com)が中国越境ECのトップに (7)
斬新的なイベント企画による話題づくり
17年6月18日の「618」大セールで、網易考拉は新たに企画したイベントでプロモーションを実施し、見事大成功を納めた。 6月18日の2週間前から、「99元で12個の商品をゲット」というテーマで、呉尊や韓庚など5名の芸能人を4カ国へ派遣。現地通貨100元相当で買物するというミッションを与えた。彼らは限られた金額で多くの良質な商品を購入することに成功、同イベントはファンから多くの注目を集めた......

 


 

中国ビジネス最前線 [ 2018年1月30日 ]

網易考拉海購(Kaola.com)が中国越境ECのトップに (6)
SNSやマイメディアを活用した新顧客の開拓
モバイルユーザーの増加に伴い、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は各EC企業にとって、最も重要な宣伝ツールの一つになっている。 例えば、騰訊(テンセント)から出資を受けた京東(JD.com)。15年11月11日の「11.11」セール当日に、新たに京東ユーザーとなった消費者のうち、微信(ウィーチャット)の京東オフィシャルアカウントやモバイルQQを通じて商品を購入した人の割合が52%に達したという......

 


 

中国ビジネス最前線 [ 2018年1月26日 ]

網易考拉海購(Kaola.com)が中国越境ECのトップに (5)
CEO自らが海外での買い付け現場をスマホで実況中継
マーケティング面においても、革新的ともいえる斬新な手法を採用する網易考拉。広告や宣伝よりも、独自コンテンツの充実を重視。コラム、動画、実況動画など様々な手段により、多くのユーザーからアクセスを集めることに成功している......

 


 

中国ビジネス最前線 [ 2018年1月25日 ]

網易考拉海購(Kaola.com)が中国越境ECのトップに (4)
最先端の倉庫物流システムによる「翌日配送」サービス
他の越境EC企業が、通例、一つの都市の保税倉庫を重点的に使用しているのに対し、網易考拉は杭州、寧波、鄭州、重慶などの各都市に複数の保税倉庫を設置している。 こうすることで、消費者の所在地に応じて倉庫を選び、商品の配送を手配することが可能となった。また、配達スピードが大幅に上げられるだけでなく、物流コストも抑えられる......

 


 

中国ビジネス最前線 [ 2018年1月23日 ]

網易考拉海購(Kaola.com)が中国越境ECのトップに (3)
超低価格、少ない出費で実現する“より良い生活”
網易考拉が消費者から大きな支持を得ているもう一つの理由に、価格の安さがある。網易考拉の価格は、一般に天猫、京東、更には各地のアウトレットモールよりも安い 。中国で近年新たに誕生している中産階級層が追求する“より良い”ライフスタイルを背景とした「消費昇級(アップグレード)」がトレンドとなっているが、良い製品がより安く入手できるのであれば、彼らにとってもそれに越したことはない......

 


 

中国ビジネス最前線 [ 2018年1月22日 ]

網易考拉海購(Kaola.com)が中国越境ECのトップに (2)
海外からの直接購入による「正規品」保証
15年には、数十の韓国コスメブランドから中国での販売権を取得。同年6月には東京に事務所を設立、パナソニック、三井物産、UCC上島珈琲、@cosme、家庭用品の中山福などと提携。16年6月には楽天、花王とも戦略提携協議を締結、楽天でランキング上位に登場する人気商品や花王の紙おむつの販売をスタートした......

 


 

中国ビジネス最前線 [ 2018年1月19日 ]

網易考拉海購(Kaola.com)が中国越境ECのトップに (1)
「正規品・低価格・サービス・斬新さ」で人気爆発
今や中国に数多く存在する各種越境ECプラットフォームのうち、売上やユーザー評価が最も高いのはどれだろうか。その答えは意外なことに、中国EC業界をリードするアリババ系の天猫(Tモール)や淘宝(タオバオ)、さらには京東(JD.com)でもない。それは、15年に設立されたばかりの「網易考拉海購(Kaola.com)」だ......

 

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