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トレンドウオッチ [ 2017年1月19日 ]

健康とエコにも優しいシェア自転車「モーバイク(摩拝単車)」(6)
スマホ普及でシェアリング・エコノミー市場が急拡大
「中国シェアリング・エコノミー発展報告2016」によると、2015年の中国シェアリング・エコノミー市場の規模は約1兆9560億元。同市場への参加人数は5億人を超え、今後5年間の年平均成長速度は40%前後に達すると予想。25年の市場規模は、26兆4000億元前後と見込まれている......

 


 

トレンドウオッチ [ 2017年1月17日 ]

健康とエコにも優しいシェア自転車「モーバイク(摩拝単車)」(5)
ユーザーの不満点を反映した改良版「Mobike Lite」を導入
便利でおしゃれと評価される一方で、実は乗りにくいという意見も少なくなかった。まず25kgという車体が重すぎた。更に実芯入り(空気なし)ノーパンクタイヤはクッション性に劣り、地面からの振動がもろに伝わる。サドルの高さが調整できないので背の高い男性は漕ぎにくく、また硬くて座り心地が悪いという声も多く聞かれた。前にかごがないのも、バッグや荷物のある利用者にとっては不便な点だった......

 


 

トレンドウオッチ [ 2017年1月16日 ]

健康とエコにも優しいシェア自転車「モーバイク(摩拝単車)」(4)
ファッション性、利便性、健康を重視するホワイトカラー層がターゲット
これまで多くの人が交通手段として自転車を利用しなかった理由に、ダサい自転車は恥ずかしいが、かっこいい自転車は盗まれるかもというジレンマがあった。モーバイクはこの点ファッション性の高さと鮮やかなカラーが特徴。おしゃれで、人目を惹き、まったく野暮ったさを感じさせない点が多くの若者に受入れられた。 さらに低料金だったことも、瞬く間に外出時の新たな選択肢として選ばれた理由だろう......

 


 

トレンドウオッチ [ 2017年1月13日 ]

健康とエコにも優しいシェア自転車「モーバイク(摩拝単車)」(3)
頑丈な車体設計と素材でメンテナンスコストを削減
モーバイクのようなシェアリングを目的とする自転車は、各ユーザーによって乗車の環境や状況が異なる。常に屋外で日光や雨に晒され、高い使用頻度にも耐えられなくてはならない。そのため、車体の管理・メンテナンスコストは膨大になり得る。少しでもこのコストを削減させるべく、モーバイクの設計には当初から壊れやすい部分について綿密に調査・分析したうえで、車体は自動車の工業デザインコンセプトを取り入れ、従来のものとは異なる全く新しい改造が試みられた......

 


 

トレンドウオッチ [ 2017年1月12日 ]

健康とエコにも優しいシェア自転車「モーバイク(摩拝単車)」(2)
アプリをダウンロードするだけで利用可能
アプリを利用して付近の車両を検索できること、QRコードを読み込むだけですぐに解錠できること、使用後は任意の公共ゾーンに停めておくだけでよいことがモーバイクの三大メリットだ。 歩くには遠いが、車に乗るには近すぎる、もしくはタクシーが捕まらないといった状況において、手軽で環境にも優しいモーバイクは、非常に経済的かつ健康的な交通代替手段といえる......

 


 

トレンドウオッチ [ 2017年1月10日 ]

健康とエコにも優しいシェア自転車「モーバイク(摩拝単車)」(1)
中国シェアリング・エコノミーの新星誕生
2016年4月末頃から、おしゃれなオレンジ色の自転車が上海の街のあちこちで見られるようになった。道端に整然と並んでいるが、特に管理する人もいなければ、公共自転車専用の置き場に置かれているわけでもない。その自転車に乗ってさっそうと駆け抜けていく上海っ子の姿も度々目にするようになった。目の覚めるようなオレンジ色は新しい街の顔として、気づけば見慣れた風景として馴染んでいる......

 

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