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中国都市別市場レポート [ 2017年11月17日 ]

広東省消費現場視察レポート (30)
広東省の主要都市の視察を終え…
中国の指標的都市の1つである広州市では、ここ数年消費トレンドに大きな変化が生まれていた。以前は高級な消費は香港に流れる傾向があったが、政治経済面の変化もあり、多くの国際的ブランドが広州にも進出するようになった。そんななか、国際化と多元化が進み、若年消費者層は、より個性的な消費を追求するようになっている......

 


 

中国都市別市場レポート [ 2017年11月17日 ]

広東省消費現場視察レポート (29)
観光とB級グルメが充実、商業開発はこれからの潮州
潮州菜と砂鍋粥でその名を全国に知られる潮州は、予想に反して発展に伸び悩み、商業ムードの乏しい街だった。四線級都市潮州には基本的に大型商業施設がなく、テナントのほとんどは道路沿いの商店の形式ばかり。あるのはせいぜい卜蜂蓮花や大潤発といった大型スーパーのみだ......

 


 

中国都市別市場レポート [ 2017年11月16日 ]

広東省消費現場視察レポート (28)
地元愛の現れか、タイ系「卜蜂蓮花」が小売現場の中心
卜蜂中心はタイの正大(CP:チャロン・ポカパン)集団による華南地区初の商業プロジェクトだ。そのポジショニングはレジャー、娯楽、レストラン、ショッピングのワンストップ消費であり、IMAX映画館や豊富なレストランがその売り物。娯楽、レジャー、レストラン業態の不足気味な汕頭北部で大きな人気を呼んでいる。 正大集団の謝国民董事長はタイ出身の華僑で、そのルーツは汕頭にある。このためこの地にとりわけ強い愛着を持ち、多くを注ぎ込んだ。......

 


 

中国都市別市場レポート [ 2017年11月14日 ]

広東省消費現場視察レポート (27)
汕頭市の商業の中心、長平路商圏
現在、汕頭市の商業の中心は長平路商圏だ。ウォルマート、マクドナルド、KFC、百盛等の国際ブランドの汕頭1号店は全てここ長平路が選ばれた。なかでも長平路と金環南路の交差点にある竜湖11街区には建設済み、或いは建設中の商業コンプレックスが4つ、5つ星ホテル3軒の他、林百欣国際会展中心、汕頭図書館、3つの無料市民広場等が集まっている......

 


 

中国都市別市場レポート [ 2017年11月13日 ]

広東省消費現場視察レポート (26)
【潮州/汕頭】中国三大商人の一角、名だたる優秀な経済人を排出した華僑の故郷
潮州と汕頭は「華僑の故郷」と称され、数多くの華僑がここから東南アジアを中心に海外へ移住し成功を収めているのも事実だ。タイの巨大財閥CP(チャロン・ポカパン)グループの創業家や香港の富豪で最大の企業集団・長江実業グループ創設者の李嘉誠、さらには微信やQQでお馴染みのテンセント(騰訊)CEOの馬化騰など、名だたる優秀な経済人を排出......

 


 

中国都市別市場レポート [ 2017年11月10日 ]

広東省消費現場視察レポート (25)
自由貿易区とレジャー・観光が「横琴」の2大武器
横琴口岸(出入国検査場)は、国内で唯一、香港・マカオを陸橋で結ぶ場所だ。現在すでに24時間通関が可能で、港珠澳大橋が開通すれば、横琴と香港の所要時間は車で30分程度にまで短縮される見込みだ。今後、香港・マカオ地区との関わりもより深くなっていくだろう。横琴自由貿易区は15年設立。「一带一路」戦略においても重要な役割を果たしている......

 


 

中国都市別市場レポート [ 2017年11月9日 ]

広東省消費現場視察レポート (24)
珠海最大のショッピングモール「華発商都」を擁する「南屏商圈」
南屏は華発新城と華発世界城という2つの大型マンションを中心に広がる商圏。十万を超える住民は、平均生活レベルも高く、大きな消費力を持つ。珠海最大のショッピングモールで地場の有力不動産デベロッパーの華発集団が開発した「華発商都」が14年にオープン。1 8万㎡という巨大な売り場面積を誇り、珠海の新しいランドマーク的存在となっている......

 


 

中国都市別市場レポート [ 2017年11月7日 ]

広東省消費現場視察レポート (23)
珠海商業発祥の地「老香洲商圈」
老香洲は珠海で最も早くから発展した商圏の1つだ。「香州百貨」、「茂業百貨」等の老舗デパートを中心に、通りには店が多く立ち並ぶ。現在は老朽化が否めない状況だが、以前は珠海人の買い物といえばここというほどの発展を誇った。最も代表的な商業施設は2002年オープンの「揚名広場」。15年には二期も開業、珠海の人気ショッピングモールとして再生に成功している......

 


 

中国都市別市場レポート [ 2017年11月6日 ]

広東省消費現場視察レポート (22)
珠海商業をリードする「拱北商圏」と「吉大商圏」
2011年、広州と珠海を結ぶ軽軌鉄道の開通を契機に、珠海の商業は大きく発展を遂げ始め、現在は「新香洲」、「横琴」、「前山」、「南屏」という四つの新しい商圈も生まれている。新たな商圈は大型のショッピングモールを起点とし、周辺地区へと広がりを見せている。 現在珠海で建設中または建設を予定している商業プロジェクトは30を数え、総面積も約400万㎡を超える......

 


 

中国都市別市場レポート [ 2017年11月3日 ]

広東省消費現場視察レポート (21)
【珠海】「一帯一路」政策の要、確実視される潜在力
珠海市は1980年に経済特区に指定された。中国で最も早く対外開放された経済特区の1つだ。 拱北、九洲港、珠海港、万山、横琴、闘門、湾仔、珠澳跨境工業区という8つの国家一類口岸(出入国検査場 ※国務院が認可し、中国籍及び外国籍の人員、貨物、物品、及び交通手段が直接出入国できる海(河)、陸、空の旅客・貨物港 )と、珠海市横琴新区、珠海高新技術開発区、珠海保税区、珠海高欄港経済区、珠海万山海洋開発試験区の5つの経済機能区を擁している......

 

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