中国消費洞察オンライン〜中国ビジネスをマーケティング視点から再構築!

 

マーケティング戦略分析 [ 2014年2月28日 ]

キーワードで読み解く2014年の中国消費トレンド(10)
中国で進むレジャー消費の勃興
中国の旅行市場が拡大中だ。94年から11年にかけて旅行産業規模(収入ベース)は年平均16.6%成長してきた。WTTC(世界旅行ツーリズム協議会)によると、中国の旅行消費額は99年の5843億元から13年は2兆5605億元まで拡大したもようだ。単純な訪問旅行から、レジャー型あるいはレクリエーション型が主流となりつつある。……

 


 

マーケティング戦略分析 [ 2014年2月24日 ]

キーワードで読み解く2014年の中国消費トレンド(9)
盛り上がる青春懐古とレトロ消費
12年から13年にかけて、台湾映画「那些年,我們一起追的女孩(あの頃、君を追いかけた)」や中国映画「致我們終将逝去的青春(私たちの去りゆく青春に捧ぐ)」などがヒットした。いずれも、70後(70年代生まれ世代)や80後の学生時代に当たる90年代から00年代の青春時代を描いたストーリーで、若者の純粋さや当時の懐かしいヒットソングが観衆の心を捉えた。映画のタイトルの一部である「致青春」はネット上の流行ワードにもなったほどだ。……

 


 

マーケティング戦略分析 [ 2014年2月21日 ]

キーワードで読み解く2014年の中国消費トレンド(8)
C2Bによる個性化とカスタマイズ
C2B(Customer to Business)が盛り上がりそうだ。これは消費者が自分のニーズに基づいて商品をカスタマイズする方式で、インターネットの発展に伴って消費者の声が高まってきたことが背景にある。今後、バリューチェーンとサプライチェーンを動かしていくのは、メーカーでは消費者になってくるだろう。エンドユーザーが設計者や開発者となり得るのである。……

 


 

マーケティング戦略分析 [ 2014年2月17日 ]

キーワードで読み解く2014年の中国消費トレンド(7)
環境汚染の深刻化、健康が重要テーマに
大気汚染はPM2.5問題の深刻化が話題となった。これまでは東北や華北地域での汚染が強調されていたが、上海や広州など華東から華南地域でも問題視され始め、PM2.5の値を表示するスマホアプリが人気を博した。家電売場では各社が空気清浄機の販売に力を入れ、3M製品は13年の販売が2倍以上に拡大したという。……

 


 

マーケティング戦略分析 [ 2014年2月14日 ]

キーワードで読み解く2014年の中国消費トレンド(6)
ニッチ分野のヒット商品を探せ
中国の消費者は価格だけではなく品質を重視する傾向にある。また、環境問題の深刻化などを背景に、安全性や安心面も大きなポイントになってきた。消費者トレンドをうまく捉えたヒット商品が出てくる可能性が高い。……

 


 

マーケティング戦略分析 [ 2014年2月7日 ]

キーワードで読み解く2014年の中国消費トレンド(5)
微博・微信・アプリの活用とECの発展
ミニブログの微博とインスタント・メッセンジャーの微信の普及が急速に進んでおり、その流れは若者だけではなく中高年層にも広がっているほどだ。微信のアクティブユーザー数は約3億人を数え、企業などの公式アカウント数は200万超に上る。企業側はセールやイベント情報を発信し、売り手と買い手の間の距離が今まで以上に近付いている。……

 


 

マーケティング戦略分析 [ 2014年2月3日 ]

キーワードで読み解く2014年の中国消費トレンド(4)
体験型消費が各商業施設の主流に
13年は中国小売市場にとって最悪の年とも言われた。インターネット通販の攻勢で実店舗型ビジネスが大打撃を受けたのである。このような影響は14年も続くと思われるが、一方で独自の動きが目立ってきそうだ。……

 


 

マーケティング戦略分析 [ 2014年1月31日 ]

キーワードで読み解く2014年の中国消費トレンド(3)
個性重視で高級・小ロットのブランド人気
財富品質研究院の周院長は、「消費市場の発展と共に、高級ブランドに対する信頼度はだんだんと低下している」と言う。各ブランドが中国に進出し、店舗網を拡大すればするほど、富裕層の不満を引き起こすようだ。彼らはデザイナーズブランドや高級・小ロットのブランドに流れ始めている。……

 


 

マーケティング戦略分析 [ 2014年1月27日 ]

キーワードで読み解く2014年の中国消費トレンド(2)
「控え目」重視、進む「ロゴ離れ」
ブルガリ中国のインテリアデザインマネージャーのビビアン・チェン氏は、中国の反腐敗政策やいわゆるぜいたく禁止令などが政界及び産業界での奢侈品ブランド消費を冷え込ませていると指摘する。特に贈答品市場の落ち込みが激しい。このため消費者は「派手さを控え、あまり目立たずに控えめな、個性を重視した」ブランドを志向するようになっている。……

 


 

マーケティング戦略分析 [ 2014年1月24日 ]

キーワードで読み解く2014年の中国消費トレンド(1)
ネットやスマホの役割増大、消費の新時代
中国の消費市場のトレンド変化は目まぐるしい。高級ブランドブームが一段落すると、今度は個性派ブランドが台頭してきた。環境問題や食の安全性への懸念から、健康や安心をキーワードにする商品も多数出ている。2014年はどのような商品が生まれ、どのようなサービスが人気を集めるのだろうか。奢侈品、小売市場、消費財の三つの観点から分析と予想をしてみる。……

 

    1 ページ 全 1 ページ (総数: 10)      
pageTop