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中国ビジネス最前線 [ 2014年8月7日 ]

中国のインバーター市場、外資系企業の攻略法とは?(3)
省エネトレンドでインバーター需要増
インバーター業界全体は、景気動向との相関性がある。石炭、鉄鋼、セメントなどの業界が景気循環の負のサイクル及び生産能力調整の段階に入ると、新設備の調達や技術改良向けの資金導入が減少し、インバーター需要も減退する。一方、電力、石油化学、交通インフラ、エレベーター分野向けのニーズは増加傾向にある、15年には業界全体の市場規模が600億元近くになると見られる。……

 


 

中国ビジネス最前線 [ 2014年8月1日 ]

中国のインバーター市場、外資系企業の攻略法とは?(2)
炭鉱向けインバーターで強みを持つ意科
当初、炭鉱業向けのインバーター市場では韓国のソホ電気が市場シェア70%を握り、中国の英威騰と匯川技術がそれに続いていた。耐電圧660ボルトの製品では、ABB、安川電機、シーメンスが強かった。同市場は約7億元市場だったが、当社はそのうち3億~5億元のシェアを獲得する計画を立て、11年に1140ボルト型製品を投入した。……

 


 

中国ビジネス最前線 [ 2014年7月31日 ]

中国のインバーター市場、外資系企業の攻略法とは?(1)
得意分野の見極めとアフターサービス強化がカギ
中国では「第12次五カ年計画」が公布されて以来、省エネやCO2削減が各産業の発展のカギになってきた。その中で重要な意味を持つのがインバーターの使用。今回はイタリアのカラッログループ傘下の意科電気の許維佳・華東大区セールス総監にインバーター市場の現状と見通し、後発の外資系メーカーがどのように中国市場を攻略していったのかについて話を聞いた。……

 

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