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【第119回】 中国&アジア商売見聞録

「新小売」「消費昇級」に注目(2018年1月12日掲載)

2018年1月12日更新

日経MJ(流通新聞)コラム「中国&アジア商売見聞録」第119回「「新小売」「消費昇級」に注目」(2018年1月12日付) 日経MJ(流通新聞)でコラム「中国&アジア商売見聞録」を隔週金曜日に掲載。上海を中心に、中国やアジアの見聞きした情報を現場目線からお伝えしています。 

 第119回は「「新小売」「消費昇級」に注目」(2018年1月12日付)。2017年の中国消費トレンドの特徴を一言で表すと「進化」になるだろう。シェア自転車や直播(ライブ動画)、網紅(ネットアイドル)などスマートフォン(スマホ)を介したアプリやシェアビジネスが一気に誕生した16年と比べると、目新しさはあまりなかった。しかし、そうした新興ビジネスやサービスが普及・定着し、新しい形へと進化する土台づくりが進んだ。

 特にメディアや業界で注目されたのが「新零售(小売)」と「消費昇級(アップグレード)」。前者はアリババ創業者のジャック・マー氏が提唱、ネットとリアルの垣根をなくすオムニチャネルを表現したキーワードだ。その筆頭がアリババ系会員制スーパーの「盒馬(フーマー)鮮生」だ。

 実店舗を配送センター代わりに活用、注文してから30分以内に届けてくれるという利便さが、忙しい上海人の心をわしづかみにした盒馬だが、利便性のほかに、中国人消費者の「消費昇級」トレンドを見事にとらえた戦略と取り組みがある。それは一体…。

 次回の掲載は2018年1月26日を予定しています。

※日経テレコンにて、バックナンバーをご覧いただけます。
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