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【第131回】 中国&アジア商売見聞録

成長する中国ペット市場(2018年7月6日掲載)

2018年7月6日更新

成長する中国ペット市場 日経MJ(流通新聞)でコラム「中国&アジア商売見聞録」を隔週金曜日に掲載。上海を中心に、中国やアジアの見聞きした情報を現場目線からお伝えしています。 

 第131回は「成長する中国ペット市場」(2018年7月6日付)。中国でペット市場が拡大中だ。2010年から年30%前後で成長し、17年の市場規模は1340億元、20年には2000億元近くにまで達すると予測されている。ペットを飼っている世帯数も、17年に5912万となり全体の17%を占める。

 犬と猫が人気で、合計で8746万匹という統計もある。犬と猫の割合は6対4という。16年以降は水生生物市場も急成長、17年上半期の消費額が前年比300%増という。

 ペット市場成長の背景には、飼い主の「世代交代」がある。以前は子供が独り立ちした老夫婦が寂しさを紛らわせるために飼い始めていたが、最近では飼い主の若年化が進行。1980年と90年代生まれが飼い主全体の7割強を占めている。

 この世代交代とともに、ペットの「家族化」や「消費昇級(アップグレード)」トレンドも同市場の成長を後押ししているのだが、その実態はいかに…。

 次回の掲載は2018年7月20日を予定しています。

※日経テレコンにて、バックナンバーをご覧いただけます。
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