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 大亀浩介コンサルタントインタビュー


【第336回】 中国人に大人気の日本ブランド
MUJI製品で溢れる無印良品ホテル
2018年9月5日
2018年1月18日に深センにオープンした世界初の「MUJI HOTEL」
2018年1月18日に深センにオープンした世界初の「MUJI HOTEL」
に宿泊しました。中国でも大人気の無印良品が運営するホテル。深センの行政とビジネスの中心地ともいえる福田区に、地場の不動産デベロッパーの深業置地が開発した、モール、ホテル、オフィス、レジデンスが一体となった大型複合商業施設の「深業上城」にあります。

 まず客を出迎えてくれるロビーの内装にハッとさせられます。巨木の廃材を組み合わせた壁、木材を基調としたフローリングやデザインが温かみのある雰囲気を醸し出し、一本木を使ったロングチェアや大きめのプラントが、都会の中の自然を演出しています。夜になると間接照明などで落ち着いたシックな雰囲気が出ます。

 部屋に入ると、そこはまさにMUJIの“体験ルーム”。ベッドからソファ、テーブル、コーヒー、ティーカップ、歯ブラシ、シャンプー、リンス、タオルなど、店舗で見たことのある商品が揃い踏み。壁にはCDをむき出しでセットするCDプレイヤーも設置され、BGMも楽しめます。ドリップ式インスタントコーヒーやボトルウォーター、ボールペンまでMUJIだったのが少しウケました。

 全体的にベッドフレームから床材、クローゼット、ワークデスクにチェア、ベッドテーブルなどがすべて木製で、まるで自宅に戻ったような落ち着きと安心感があります。一方、身体にフィットする形状保持のソファを期待していたのですが、衛生面を考慮してか設置されておらず残念。欲を言えば、中国でも大人気の加湿器は、有料でもいいのでアロマ付きで置いておいてほしかったです。

 一番の驚きは、トイレの扉を開けるとセンサーで認識してフタが自動で開くTOTO製の便座。もちろんウォシュレット付き。中国では五つ星ホテルでもあまりお目にかかれないウォシュレット便座ですが、日本人にとってはありがたい気配りです。バスタブはなく、シャワーのみだったのは部屋の種類によるものかと思いますが、日本のようにユニットバスではないので十分に快適です。

 ホテルに店舗とダイナーが併設。朝食は6時半から10時までで、和食、洋食、中華の3セットから選び、フルーツやご飯、パン、コーヒー、ジュースなどはセルフで食べ放題。ダイナーには本棚が設置され、本を読みながらのんびりとコーヒーを飲んだり、夜は11時までビールやワインを楽しむこともできます。ライブラリや会議室スペースにこじんまりとしたジムもあり、ビジネス用途にも対応しています。

 朝食時には、無印良品(MUJI)をこよなく愛する「ムジラー」と思わしき若い中国人客がたくさん。北京にも6月30日に2号店がオープンしました。MUJIの中国での勢いは、まだ当面は続きそうです。 
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