中国消費洞察オンライン〜中国ビジネスをマーケティング視点から再構築!
月刊会報誌『中国消費洞察』

2024年10月号 (vol. 118)

月刊会報誌『中国消費洞察』2024年10月号 (vol. 118)
【巻頭特集】中国SNSマーケティング分析レポート
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中国での成功に不可欠となったSNS攻略 中国SNSマーケティングのいまに迫る
【トレンドウォッチ】中国若年層消費トレンド分析レポート
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いまどきの若者は消費に何を求める? 中国「若年層」の消費マインドと動向を洞察
【マーケティングコラム】あの頃の中国ビジネス&生活㉓
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越境ECとノンブランドで頭角現す ゲーム大手の「網易」(ネットイース)が実業に進出
 会報誌2024年10月号(vol. 118)の巻頭特集では、中国での成功に不可欠となった中国SNSマーケティングのいまに迫りました。

 ここ数年、中国でのマーケティングにおいて、SNSやショート動画、ライブ配信などを幅広く含む「社交媒体」(ソーシャルメディア)の存在感が日増しに高まっています。

 中国インターネット情報センター(CNNIC)が、2024年に公表した第53回「中国インターネット発展状況統計報告」によると、中国のネットユーザー数は2023年12月時点で10億9,200万人。またショート動画含むネット動画のユーザー数は10億6,700万人。チャットアプリは10億5,300万人でした。

 ソーシャルメディアの普及に伴い、お目当てのブランドや商品についてソーシャルメディアで検索し、購入するかどうかの参考にする人が増加。ソーシャルメディアはいまや、中国人がブランドや商品を認知・判断するために欠かせないチャネルの1つとなっています。

 SNSマーケティング(※別名「ソーシャルメディアマーケティング」)とは、SNSを活用して商品やサービスが売れる仕組みを作ること。企業がSNS上に自社のアカウントを開設し、ユーザーとコミュニケーションを測ったり、SNS上に広告を出稿したりといった形で展開されます。

 企業のブランディングに欠かせないツールとなったソーシャルメディア。特に中国では、SNSマーケティングに注力する企業が後を絶ちません。

 具体的には、SNS上で各種コンテンツを発信し、コンテンツを介してフォロワーや潜在顧客との関係を構築。コミュニケーションを図りながら、同時に企業やブランドの価値観や社会的使命感を伝達します。

 またユーザーの声に耳を傾け、目線を合わせることで、共感と共鳴を呼び、ブランド知名度やブランドイメージの向上、ひいては業績アップに繋げることも考えられます。

 いまや中国での事業展開で必要不可欠となったSNSマーケティング。今号では企業目線から、その現状と動向を分析しました。

 次にトレンドウォッチとして、中国「若年層」の消費マインドと動向を洞察しました。

 中国のGDP(国内総生産)成長率に占める消費の貢献度は、2023年に8割を超えました。中国経済にとって、成長を牽引する最大の原動力となった消費ですが、2024年も、いかに消費を刺激して、新たな成長分野を見出すかが課題となっています。

 そうしたなか、今後の中国消費を支える18歳から35歳の若年層に脚光が集まっています。彼らの消費の特徴や動向を捉え、いかに攻略するかがますます大切となっています。

 彼らの消費の特徴は、一銭たりとも無駄に使わないという意味の「毎一分銭都要花在刀刃上」や、機能が同等ならより割安な代替品・ブランドを選ぶ「平替」(ピンティ)といった言葉に言い表されるでしょう。商品の実際的な価値と価格を徹底的に比較しようとする姿勢が顕著となっています。

 精神面での価値を重視し、より良い体験には多額の出費を厭(いと)わないのも、彼らの特徴です。反面こだわりも強く、冷静に価値を見極めるかと思えば、自分が好むものには意外にも気前の良い側面も併せ持っています。

 一定の年齢に達した彼らは、園芸、茶芸、玄学信仰など心を落ち着かせる趣味や教養に目覚める一方で、短期間のスケジュールになるべく多くの観光スポットを回る「特殊兵」的な旅行にも興じる…。

 目まぐるしく多忙な日常のなか、公園で20分間リラックスすることで、仕事や職場のストレスから自分を解放する。退社後には新たな自分探しで、習い事に没頭する…。

 このような多種多様な中国の若年層の消費観には、コロナ禍を経て、なおかつ将来の先行き不透明感が高まるなか、どんな変化が訪れているのでしょうか?消費現場やトレンドにどのような影響を及ぼしているのでしょうか?

 18歳から35歳という若干幅広い年齢層ではありますが、中国の若年層の全体像について、①節約思考・行動、②情報収集・判断、③健康志向・行動、④旅、⑤ペット、⑥国潮(愛国)、⑦精神的充足感、⑧SDGs、⑨リラックス感、⑩貯蓄・資産管理の観点から精細に分析しました。

 あの頃の中国ビジネス&生活(その23)は、越境ECとノンブランドで2018年頃に頭角を現したポータルサイトやゲーム大手の「網易」(ネットイース)について。

 2013年頃から急成長した中国越境EC。中国政府の後押しで、保税区倉庫を活用したプラットフォームや物流の整備に伴い、広く普及しました。国内EC同様に、当時2強のアリババと京東(JDドットコム)が市場を二分するかと思いきや、新たな刺客が登場。それが「網易考拉」(コアラ)でした。

 ポータルサイトや無料メールサービスで名を馳せた網易。中国モバイルネット研究機関の艾媒諮詢によると、2016年の越境ECの取引高でシェアトップ。2017年上半期も「中国越境EC総合競争力ランキング」で堂々1位に輝きました…。

 そのほかにも、中国の消費やマーケティングに関するインサイト情報やデータが盛りだくさんです。

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会報誌『中国消費洞察』 
2024年10月号(vol. 118)  もくじ
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