中国消費洞察オンライン〜中国ビジネスをマーケティング視点から再構築!
月刊会報誌『中国消費洞察』

2025年3月号 (vol. 122)

月刊会報誌『中国消費洞察』2025年3月号 (vol. 122)
【巻頭特集】中国リアル消費市場分析レポート
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中国消費のリアル回帰はホンモノか?2025年に 勢い取り戻す…中国リアル消費に迫る
【消費者研究】中国若年層ライフスタイル研究レポート
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若者は何を考え、どう行動に移しているのか?中国イマドキの若者ライフスタイル12選
【マーケティングコラム】中国人の消費行動は2024年いかに変化したか?①
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2024年に新たな趣味・生活習慣を始めた人が7割超に
 会報誌2025年3月号(vol. 122)の巻頭特集では、中国消費のリアル回帰の真相に迫りました。

 過去10年間を振り返ると、中国ではEC(電子商取引)を中心にオンラインでの消費が急拡大を続けてきました。特にコロナ禍で外出が制限されるなか、ネット通販からフードデリバリー、ライブコマースなどが生活に欠かせない消費手段となりました。

 ネット通販が日常となり、スマートフォン(スマホ)からいつでもどこでも購入できるライフスタイルに慣れた人々ですが、逆にリアルな体験に新鮮さを感じるようになりつつあるのが昨今のトレンドです。

 商品を実際に手に取る感触やアウトドアスポーツの爽快感、旅行などの体験から得られる楽しさ、展覧会やコンサート公演の没入感、美味しいものを食べる喜びなど、リアルな体験は、新たな消費を生み出す大きな原動力となっています。

 中国チェーン経営協会が2025年1月に、中国の主要ショッピングモール運営企業100社を対象とした調査結果から、2024年には半数を超えるショッピングモールが、通年の売上、来館者数、テナント収入で前年を上回ったことがわかりました。

 2024年通年の売上が前年を上回ったモールは全体の73%。来館者数が前年を上回ったモールは全体の78%。また「提袋率」(来館者数に占める実際に購入した客の割合)が上昇したモールも、全体の約半数に達しています。

 業界別で特に好調だったのは、飲食店、貴金属店、スポーツ・アウトドア関連でした。

 ショッピングモール運営に特化したビッグデータ分析プラットフォームの「匯客雲」が公表した「2024年中国実体商業客流橘皮書」(※橘皮書はオレンジブックの意)によると、中国におけるショッピングモール数は、2024年時点で7,245箇所。

 そのうち1箇所あたり1日平均の来館者数は1万8,700人で、前年比3.2%増。平均滞在時間は約85分で、こちらも前年比7分増加しています。

 一方、2024年に中国国内で新たにオープンしたモールは397箇所。都市別のトップ3は上海、北京、深圳で、それぞれ順に29箇所、17箇所、16箇所でした。2025年に上海だけで新たに50以上のモールが開業を予定しています。

 そこで今号では、中国のリアル消費の現状や回帰トレンドに注目。各地の商業施設、特に上海の状況も交えながら、中国のリアル消費の実態を分析しました。

 次に、中国イマドキの若者ライフスタイル12選ということで、若者が何を考え、どう行動に移しているのか?に迫りました。

 世界中どこでも、若者のライフスタイルと消費行動は、ビジネスの世界に大きな影響力を及ぼす力があります。旺盛な消費意欲と消費力を有する彼らは、高品質とすばらしい体験を与えてくれる商品やサービスに躊躇なくお金を使う傾向があります。

 中国EC(電子商取引)大手の京東(JDドットコム)では、1990年代生まれの「90後」と2000年以降生まれの「00後」世代が、購入ユーザーの半数以上を占めています。また彼らの購入額の伸びとともに、1人あたりの購入金額・件数も他の世代を上回っています。

 「デジタルネイティブ」と称される彼らの間では、商品に関する情報をネット上で検索したり、逆に自身の消費体験やこだわりをSNS上でシェアしたり、他のユーザーの口コミやブランドの情報発信に「種草」(ジョンツァオ ※購入を促すコンテンツから影響を受けること)されたりすることが、ライフスタイルの1つとして広く定着しています。

 若者たちのブランド認知や企業とのインタラクション(交流)に関する嗜好も、他の世代と異なります。彼らはブランド側が自分たちをよく理解し、より精神的で深みのあるインタラクションとともに、文化的意義のあるイベントを提供してくれることを望んでいます。

 新世代の価値観を学び、彼らに寄り添うことは、企業にとって重要な課題でしょう。

 そこで今号では、①お手軽「養生」習慣、②「悦己」のパーソナライズ化、③「パートナー」の進化、④ミニマリズム、⑤荒野の自由、⑥リバース消費、⑦積極自律、⑧ラッキーグッズ人気、⑨淡々と生きる、⑩科技との共生、⑪「梗」(ゲン)消費、⑫ドラマブームの視点から、現代の中国若年層のライフスタイルに切り込み、今後企業が採るべきマーケティングの方向性について考えてみました。 

 マーケティングコラムは、中国人の消費行動は2024年いかに変化したか?(その1)です。

 中国市場の特徴を一言で言えば、変化が速いということに尽きます。特に外資系企業にとって、変化の速い中国の消費市場に対応するのは至難の業でしょう。

 今号では、2024年から2025年にかけて中国人の消費行動がいかに変化したかについて、①時間のセグメント化、②新たな消費シーン、③「質価比」(質に対するコストパフォーマンス)の追求の視点から読み解いています。

 そのほかにも、中国の消費やマーケティングに関するインサイト情報やデータが盛りだくさんです。

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会報誌『中国消費洞察』 
2025年3月号(vol. 122)  もくじ
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