【キャスト中国市場インサイトメルマガ　第26号】～目指せ観光立国！ソウルで感じた熱意～

中国マーケティング＆内販攻略のための会員制ビジネスサロン
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2012年6月20日　毎週水曜日配信・無料
【キャスト中国市場インサイトメルマガ　第26号】　
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【目次】
　１．コラム「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」
     ～目指せ観光立国！ソウルで感じた熱意～
　２．新着コンテンツ一覧
　３．お知らせ
　　　◆【チャイナ・マーケット・インサイト】第5回　2012年9月4日（火）開催決定！
　　　　高級ブランドの中国における富裕層戦略
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　こんにちは。キャストの大亀です。
　先週末は家族を連れて旅行でソウルに行ってきました。私にとっては初めての韓国で、東大門、明洞、ソウルタワー、仁寺洞、三清洞、カロスキル･･･と一通りの観光地を見て回りました。特に今回の韓国旅行の最大の目玉は、私の大好物であるスンドゥブチゲ（豆腐鍋）を本場で食べてみることだったのですが、これ以外にもサムギョプサル（豚ばら肉の焼肉）、サムゲタン（参鶏湯）、カンジャン・ケジャン（蟹の醤油漬け）などガイドブック片手に食べ歩き、どれも本場の味を堪能しました。
　今回特に印象深かったのが、もちろん都市整備された町並みやお洒落なストリートなどのハード面もさることながら、韓国人の温かさややさしさに触れたことでした。実は行きの飛行機に娘がiPad2を忘れたのですが、ホテルのクラークがすぐに連絡を取ってくれ、かつ、大韓航空ではちゃんと保管していたとのこと。もう半ばあきらめていたのですが、韓国に対する印象が一気に急上昇しました。
　では、中国市場インサイトメルマガ第26号をお送りいたします。

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コラム　
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「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」
　～目指せ観光立国！ソウルで感じた熱意～
　
　先週末、家族で韓国・ソウルへ旅行に行ったと冒頭でお伝えしましたが、今回の韓国旅行はいろんな意味で驚きと発見の連続でした。これまで言葉が通じないこともあり、ついつい行くのが億劫になっていたのですが、やはり百聞は一見にしかずだなと実感しました。
　今回特に驚いたのが、ソウルがビジネス都市ながら、観光を強く意識した街づくりがされていることです。大きな免税店が繁華街にあり、多くの日本人や中国人観光客でごったがえし、デパートでは韓国の食材を紹介しながら販売する店員が流暢な日本語で応対していました。街中ではいろんなジャンルやデザインの洋服、アクセサリーがところ狭しと並べられ、飲食店は24時間営業しているところもあります。
　特にファッションについては、シーズンごとに画一的なテーマやトレンドでどこのお店も同じようなカラーやデザインの洋服を並べている日本と違い、それぞれに個性溢れるアイテムが並べられ、まるで「渋谷109」が巨大化したような感じで、これなら中国の若い女性も魅了するだろうと思いました。
　ファッション以外にも、エステ、マッサージ、化粧品、さらには美容整形とまさに女性天国で、オープンテラスのお洒落なコーヒーショップも多く、若い女性を徹底的にマーケティングしたような豊富なラインナップでした。一方、男性向けはというと、街中に外国人のみに開放されたカジノがホテルに併設されており、こちらも家族連れの観光客を飽きさせないよう配慮されています。
　また韓国人の手厚いホスピタリティには本当にびっくりしました。冒頭でのiPad事件もそうですが、これまでは韓国人というと強面のイメージだったのですが、飛行機のCA（キャビンアテンダント）からはじまり、ホテル、お店、レストランの接客や礼儀正しさなど、若干中国に慣れ親しんだせいもあるのか、どれもすごく新鮮でした。特にタクシーの運転手は皆、ハングルがわからない我々に一生懸命話しかけようとし、彼らの熱意がひしひしと伝わってきました。
　このように街中（国中）をあげて観光立国を目指そうとする意識がありありの韓国を目の当たりにし、いざ日本を振り返ると、ビザ発給制限やカジノ建設可否の論議、観光施設や旅館などの観光客受け入れ態勢など、外に目を向け、常に意識しながら行動している韓国を見習い学ぶべきだと感じました。

文責：コンサルタント　大亀浩介（ twitter @kosukeokame ）
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新着コンテンツ一覧
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「大潤発に学ぶ中国市場攻略の方程式（4）」
　～絶妙な低価格戦略を行う大潤発
　ハイパーマーケットは通常、数万点もの商品を取り扱っている。中でも、消費者が価格に敏感なのは、洗剤、牛乳、卵など日用品や食品だ。それゆえ、各社はこれらの商品に対しては低価格戦略をとることが多い。一方、消耗品ではない商品に対しては通常、低価格戦略は行わない……
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「違法費用徴収にメス、政府が取り締まり強化中」
　～「進場費」が取り締まり対象に？政府がメス
　中国で現地小売商を通じてモノを売ろうとしている企業なら、中国市場特有の「進場費」という言葉を聞いたことがあるだろう。小売店が納入企業に対して要求する様々な費用を総称して使われることが多い。。中国政府は今、この商習慣にメスを入れようとしている……
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「中国スマホ市場の最新シェア動向」
　～ノキア低迷、サムスン躍進……中国スマホ市場
　2012年における中国のスマートフォンの出荷台数は1億1250万台に上る見通しだ。10年の3550万台、11年の7210万台と急速に市場が拡大しており、今年は1億台市場になる。そんな中、スマホブランドの主役がノキアからサムスンに変わりつつある……
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「台湾系の85度C、中国で躍進のポイント（4）」
　～スタバの半値でラテ提供、85度Cの価格戦略
　台湾系のベーカリーショップである85度C。代表的な商品の「85コーヒー」は9元で販売中。グアテマラのアンティグアコーヒー豆を使っており、味にもこだわった逸品だ。「ラテ」は13元で、スターバックスの半額ほどだ。また、フランスの老舗、ヴァローナのチョコレートを使用したホットココアは7.5元で飲むことができる……
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お知らせ
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■チャイナ・マーケット・インサイト　第5回　開催決定！
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『高級ブランドの中国における富裕層戦略（仮題）』

「これが知りたかった！」という中国ビジネスの疑問について、各業界のキーパーソンに直接ヒアリングし、その実態をズバリ解説する「チャイナ・マーケット・インサイト」。次回は9月に開催が決定いたしました！今回は、従来の夜開催から、時間帯を午後に変更して行なうことになりました。お申込開始時期については、近日中に、本メールにてご案内いたします。

日時：2012年9月4日（火）　午後（詳細後日）
場所：六本木アカデミーヒルズ　カンファレンスルーム6
　　　（東京都港区六本木6-10-1　六本木ヒルズ森タワー49階）
講師：キャストコンサルティング㈱取締役　大亀浩介
費用：5,000円（税込）/名
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