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【キャスト中国市場インサイトメルマガ 第39号】~日本製品を「持つこと」がチャイナリスクに~

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2012年9月26日 毎週水曜日配信・無料
【キャスト中国市場インサイトメルマガ 第39号】 
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【目次】
 1.コラム「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」
     ~日本製品を「持つこと」がチャイナリスクに~
 2.新着コンテンツ一覧
 3.お知らせ
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 こんにちは。キャストの大亀です。
 昨日、上海日本人学校虹橋校で運動会が開催されました。当初先週の土曜日に予定されていましたが、先週の大規模な反日デモのために延期されていました。同じ上海市内でも浦東校の運動会が中止になったことは残念でしたが、1,500名以上の児童がこの日のために一生懸命練習した成果を無事披露する機会が持てて、本当に良かったです。
 運動会は結局平日の火曜日に開催されたわけですが、思ったより父親の参観者が多いことにびっくりしました。私自身もこの日はさすがにお休みをいただいたわけですが・・・私の子供の頃は母親も働いていたので雨で延期になった運動会は祖母しか応援に来られなかったのですが、時代は変わりましたね。
 では、中国市場インサイトメルマガ第39号をお送りいたします。

◆ニュースレター冊子『チャイナ・マーケット・インサイト』創刊号◆
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コラム 
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「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」
 ~日本製品を「持つこと」がチャイナリスクに~
 
 中国100都市以上で行われた反日デモから約一週間が経ちました。上海でも領事館前に約1万人が集まり反日デモが起こり、先週近くをタクシーで通ったときには、領事館周辺が金網のバリケードで塞がれ物々しい雰囲気を醸し出していました。
 周りの日本食レストランやクリーニング屋なども看板の日本語の部分を赤や黒のシートで覆い目立たないようにしたり、ホンダなどの日本車には中国国旗のシールを貼り、中国製であることをアピールもしていました。なかには店頭で「釣魚島は中国固有の領土だ」と看板を掲げ、中国人客は10%オフというものまであり、中国人の商魂には驚きました。
 そんななか、ショッキングなニュースが舞い込んで来ました。陝西省西安で日本車を運転していた中国人がデモに巻き込まれたのです。車をめちゃめちゃに壊され、それを止めにかかったところ頭を殴打され、頭蓋骨骨折。命は取り留めたが半身不随になったとのことでした。同乗していたその被害者の妻は「一般庶民が汗水流して働いて買った車です。でも、日本車を買った私たちが間違っていました。もう買いません!」と涙ながらに叫んだそうです。
 これまで日系のスーパーや工場へ抗議の矛先が向くことはありましたが、まさか中国の一般市民の身の上に起こるとは思いもよりませんでした。ネットを中心に日本製品の不買運動“抵制日貨”が激しさを増していますが、ネット上で瞬く間に広がったこのニュースは中国人消費者の心理に深く影響するのではと、不買運動以上にそのインパクトを恐ろしく感じました。
 日本製品は技術と品質が高いといくら評価を受けているとしても、中国でのリスクの中にそもそも日本製品を「持つこと」自体が今回の騒動で加わってしまった事実を踏まえ、一刻も早い日中関係の修復を願っています。

文責:コンサルタント 大亀浩介( twitter @kosukeokame )
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「多元構成、拡大し続ける天津消費市場 (3)」
 ~新たな商業の中心地、天津濱海新区
 天津濱海新区は巨大な消費潜在力を持っている。11年の小売売上高は882億5000万元で、15年には1200億元以上になるとされる。現在、ミドル~ハイエンド商場がメインで、金元宝商厦、金元宝濱海購広場、友誼名都百貨、永旺夢楽城(Aeon)などがその代表格だ。なかでも中金元宝商厦の12年上半期の売上高は天津市トップの13億2000万元だった……
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「OEMメーカーの逆襲、本家への対抗心むき出し」
 ~イケアの模倣企業が登場?その正体は……
 スウェーデンの家具量販店、イケア(IKEA)は中国でも大人気だ。洗練された都市生活のイメージや日曜大工的なDIY感覚を前面に打ち出し、ショップと製品のブランド化に成功。今では、北京、上海、成都、南京、瀋陽、無錫、広州、深セン、大連、天津に店舗を展開している。だが、ここに来て新たなライバルが現れた。その名も「嘉宜美」。一体どんな企業なのだろうか……
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「日中合弁企業などへの影響も?現地では戒めの声」
 ~日本製品の不買運動、行き過ぎは自分の首を絞める?
 日本政府による尖閣諸島の国有化に端を発した反日デモは、日本製品の不買運動へと広がりを見せている。この影響がどのくらいものになるのか、またどれくらい続くのかははっきりとしたことは言えないが、中国側では自制を促す声も聞こえてきた。投資銀行の中国投資金融は日本製家電製品の不買について「殺敵一千、自損八百(一千の敵を殺し、見方を八百失う)」と論評している……
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「多元構成、拡大し続ける天津消費市場 (2)」
 ~天津の贅沢品の代名詞、小白楼商圏
 天津市で比較的発展の歴史の長い濱江道~和平路~南京路商圈は、小白楼商圏と東馬路商圏がここ数年で華麗に転身を遂げたもので、全く異なる様相を呈している。小白楼はかつての租界で、独特な雰囲気を持っている。2007年の海信広場オープン後、小白楼商圏は天津の贅沢品の代名詞となり、Gucci、Cartier、Prada、Salvatore Ferragamo、Bottega Veneta、Armani、Fendiなど国際的高級ブランドが進出。現在では年間売上高が15億元以上という成績を実現している……
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お知らせ
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■ニュースレター冊子『チャイナ・マーケット・インサイト』創刊!
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 創刊号は、巻頭に昨年11月開催の「チャイナ・マーケット・インサイト」セミナーで取り扱ったテーマ「カルフール徹底研究」を特集し、フランス系スーパーチェーン大手である同社の入場料や棚代、バイヤーとの折衝、店舗の立地条件など、同社の関係者からヒアリングした結果をレポートしています。
 そのほか、下記のとおり、中国マーケティングやECに関する情報が盛りだくさんです。ご希望の方には無料で創刊号を郵送しています。お申し込みは下記アドレスへアクセスしてください。

ニュースレター冊子『チャイナ・マーケット・インサイト』
創刊号 もくじ

【チャイナ・マーケット・インサイト】
外資系スーパー「カルフール」徹底研究
「超市」の流通の仕組みに迫る

【都市別レポート】
鄭州~河南1億人の消費潜在力に影響を与える都市~
「中原を制するものが天下を制す」

【マーケティング】
ヤフーと楽天、中国EC撤退のワケ
躍進中のEC大手「京東商城」、実情と課題は?
中国における化粧品販売の基本的ポイント
湖北省で人気の「H&M」、腕時計が好きな浙江人
中国の老人ホーム市場から見る日中シルバービジネス
PCの経験活かしスマホ市場を攻略するレノボ

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