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【キャスト中国市場インサイトメルマガ 第40号】~日本企業も進出する瀋陽、街では台湾屋台料理?~

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2012年10月3日 毎週水曜日配信・無料
【キャスト中国市場インサイトメルマガ 第40号】 
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【目次】
 1.コラム「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」
     ~日本企業も進出する瀋陽、街では台湾屋台料理?~
 2.新着コンテンツ一覧
 3.お知らせ
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 こんにちは。キャストの大亀です。
 中国では国慶節の大型連休に入りました。今年は中秋節もちょうど9月30日で重なり、合わせて8連休になりました。私は28日に東京でのパネルディスカッションを済ませたあと、遅れて合流した家族との休暇に入り、娘の東京初体験ということで、築地のお寿司屋さんやディズニーランドに連れて行きました。
 今年の大型連休に多くの中国人観光客をもてなそうと楽しみにしていた観光や流通業の方々にとっては青天の霹靂とでも言うべきか、実際に銀座やディズニーランドも平日ながら多くの人出でしたが、中国人の会話を耳にする場面もそれほど多くありませんでした。
 今日(3日)は静岡東部日経懇話会にお招きいただき、三島市で中国市場をテーマに内陸部の市場可能性についての講演をする予定なのですが・・・このご時世でどのように話すべきか、悩ましいところです。
 では、中国市場インサイトメルマガ第40号をお送りいたします。

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コラム 
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「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」
 ~日本企業も進出する瀋陽、街では台湾屋台料理?~
 
 今年の夏に都市別レポートの取材のため、避暑も兼ねて瀋陽に行ってきました。瀋陽は遼寧省の省都で、吉林省、黒龍江省を含む中国東北地方の政治、経済、商業、工業の中核都市です。清の初代皇帝になったヌルハチが後金建国時に都と定め、その後北京に遷都した後も副都として栄えました。今でも当時の副都の面影を残す瀋陽故宮が街中にあり、観光地としても人気で、中国各地から旅行客が集まっています。
 中国が市場として注目を集めるにつれ、瀋陽の強靭な経済力と周辺都市を含めた膨大な人口からなる巨大市場に世界中から熱い視線が送られています。日本勢では、伊勢丹が2008年に、ヤマダ電機が2010年に進出し、また三菱商事や東急不動産なども現地不動産大手とタイアップしてマンションや商業施設などを開発するなど、瀋陽の巨大市場の攻略に本腰を入れ始めています。先日インタビューしたイタリア系高級ブランドのブルガリ中国のリテールマネージャーも、中国の奢侈品市場において、上海、北京に続く重要都市として、杭州、成都とともに瀋陽を5本の指に入る都市として挙げるほどです。
 その瀋陽の主な商圏は二つ。瀋陽駅前に広がる「太原街」と、瀋陽故宮に隣接する「中街」です。前者は瀋陽一の高級百貨店の中興商業百貨店を中心に、ハイエンドからミドルエンドのブランドや商品が取り揃えられた一大ショッピングエリア。伊勢丹もそのメインストリートから1ブロック中に入った場所に位置しています。
 後者は全長1,500mの歩行者天国となっている通りを所狭しと商業施設が立ち並び、平日も多くの客で賑わっています。若者向けショッピングモールの大悦城にはMUJI(無印良品)やメガネのJINSなどが入店し、また丸井を完全に意識していると思わせる「0101」という百貨店では中国のローカル系ブランドが数多くひしめき合っていました。
 そこで目にしたのが何と歩行者天国の約半分を埋め尽くした台湾小吃(屋台料理)の屋台群。台湾でおなじみの深坑臭豆腐や新竹米粉など各種各様の小吃が通り一面を埋め尽くしていました。政府なのか業界団体なのか、一体だれが主催しているのかわかりませんでしたが、あれだけの数の屋台を目にすると、「なぜ瀋陽で?」と異様なイメージを持ちましたが、瀋陽市民に大きなインパクトを与えたのは事実だと思います。同じ時期にある日本の地方自治体が伊勢丹地下1階のスーパーで同じように当地の物産品や食品のフェアをしていたわけなのですが、来客はまばらで・・・台湾の中国市場への意気込みと本気度のスケールの大きさを感じる一面でした。

文責:コンサルタント 大亀浩介( twitter @kosukeokame )
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「高齢化進む中国、不可欠な産業構造の改革」
 ~2016年がピーク、中国の生産年齢人口
 中国はこれまで「世界の工場」として製造業と輸出を中心に成長してきた。それを支えてきたのは農村部からの出稼ぎ者などの労働力で、特に精密工業などでは目がいい若者のニーズが高かった。しかし、中国でも徐々に年齢構成が変わり、労働力の構造が新たな局面を迎えている。すなわち、生産年齢人口の減少と老年人口の増加による高齢化がもう目の前に迫っているのである……
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「中国の微博市場とユーザー最新動向(1)」
 ~モバイル端末経由が増加中、中国の微博ユーザー
 DCCI(中国インターネット協会)がこのほどまとめた「中国微博白書」によると、2012年6月末時点での微博(ウェイボー)ユーザーは3.27億人に達した。このうち、新浪微博ユーザーが87.67%を占め、騰訊微博が84.69%、網易微博が56.12%、捜狐微博が35.63%、鳳凰微博が13.61、その他が18.37%となっている。各ユーザーが複数の微博アカウントを使い分けていることが分かる……
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「ECは兼業が70%、ニッチな商品で市場攻略」
 ~ECの個人出店者は「事業系」「体験系」「機会系」
 中国のネットショッピングの販売プレーヤーは企業だけでなく個人が多いとされるが、どのようなタイプのユーザーが仮想店舗を開いているのだろうか。北京大学中国社会発展研究中心と阿里研究中心がこのほどまとめた研究調査報告「誰在開網店」によると、個人商店主は「事業系」「体験系」「機会系」に分けられるという……
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「進むEC業界再編、顧客増と取扱商品拡大へ」
 ~蘇寧が紅孩子を買収、ベビー用品事業を強化
 ラオックスを買収した家電量販大手の蘇寧電器が新たな買収に乗り出した。今度のターゲットは、子ども関連用品のECサイト「紅孩子」。B2Cサイトとしてはベビー・子供用品分野で最大手だ。業界ではこれをきっかけにさらに業界再編が進むと見られている……
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お知らせ
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■ニュースレター冊子『チャイナ・マーケット・インサイト』創刊!
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 創刊号は、巻頭に昨年11月開催の「チャイナ・マーケット・インサイト」セミナーで取り扱ったテーマ「カルフール徹底研究」を特集し、フランス系スーパーチェーン大手である同社の入場料や棚代、バイヤーとの折衝、店舗の立地条件など、同社の関係者からヒアリングした結果をレポートしています。
 そのほか、下記のとおり、中国マーケティングやECに関する情報が盛りだくさんです。ご希望の方には無料で創刊号を郵送しています。お申し込みは下記アドレスへアクセスしてください。

ニュースレター冊子『チャイナ・マーケット・インサイト』
創刊号 もくじ

【チャイナ・マーケット・インサイト】
外資系スーパー「カルフール」徹底研究
「超市」の流通の仕組みに迫る

【都市別レポート】
鄭州~河南1億人の消費潜在力に影響を与える都市~
「中原を制するものが天下を制す」

【マーケティング】
ヤフーと楽天、中国EC撤退のワケ
躍進中のEC大手「京東商城」、実情と課題は?
中国における化粧品販売の基本的ポイント
湖北省で人気の「H&M」、腕時計が好きな浙江人
中国の老人ホーム市場から見る日中シルバービジネス
PCの経験活かしスマホ市場を攻略するレノボ

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