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【キャスト中国市場インサイトメルマガ 第41号】~O2Oは中国ネット業界が先行?~

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2012年10月10日 毎週水曜日配信・無料
【キャスト中国市場インサイトメルマガ 第41号】 
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【目次】
 1.コラム「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」
     ~O2Oは中国ネット業界が先行?~
 2.新着コンテンツ一覧
 3.お知らせ
  ■ニュースレター冊子『チャイナ・マーケット・インサイト』創刊
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   創刊号をご希望の方に無料で郵送中。
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 こんにちは。キャストの大亀です。
 世界中で注目されていたアップルのiPhone 5が発売されました。日本でも店頭でデモ機が並べられ、私もすでに購入した友人から実機を触らせてもらいました。画面が縦長になり、持った感じが若干薄くかつ軽くなっていました。また日本では次世代通信規格の4G(LTE)に対応しているということで、確かにネット接続が以前と比べ格段に速かったです。
 私は一昔前のiPhone 4を中国携帯として使用しているので、そろそろ買い換えたいなあと思っているのですが、中国では4G通信の恩恵が享受できないことと、あとは最大のネックである電池がどれだけ長持ちするかで悩んでいます。
 先月末に東京に招かれたコンファレンスでは、聴講席の下に電源コンセントが張り巡らされているのを目にし、日本(主催者)の細かな心遣いに驚くとともに、ここまで効率の悪い携帯電話ながら多くの人が所持している現実を目の当たりにしました。私もいまやスマホなしでは考えられない生活を送っているのですが・・・
 では、中国市場インサイトメルマガ第41号をお送りいたします。

◆ニュースレター冊子『チャイナ・マーケット・インサイト』創刊号◆
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コラム 
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「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」
 ~O2Oは中国ネット業界が先行?~
 
 先月末に東京で次世代のインターネット業界を先見することを趣旨としたコンファレンスにパネラーとして招かれました。主催者はデジタルガレージ社で、価格比較サイト大手のカカクコムやツイッターの株主でもあり、常に新しく流行るインターネットのトレンドを予測し投資する会社で、業界でも有名です。
 今回は2つのセッションが用意され、世界全体のインターネットの流れを趣旨とするものと、中国含むアジアでのインターネットの発展状況や今後の趨勢、さらには電子マネーのトレンドに特化したものとに分かれていました。私は後者のほうに招かれたわけですが、このセッションの基調講演で電子決済大手のベリトランス株式会社代表取締役の沖田貴史氏が、最近ウェブ業界で注目を集める「O2O(オーツーオー:Online to Offline)」という概念を紹介しました。eコマースや電子マネーの現場では、ネットとリアルの融合がより実務的かつ具体的に進んでおり、つい数年前に流行ったネット上の仮想空間というバーチャルリアリティがO2Oの具現化により終焉を迎えているというのです。
 このO2O、何を具体的に指しているかというと、これまで別々に管理されていたネットショップの注文や在庫、購入者の履歴などを実際の店舗と同期させるだけでなく、アマゾンや楽天などで見られる「この商品を購入した人はこういう商品も購入しています」と商品が数点推奨されるレコメンド機能のことです。これまで購入されたユーザーと商品の膨大なデータから、あたかも実店舗で店員から勧められるかのごとく、色んな商品が紹介されます。
 こうして考えると、中国のネット通販では、このO2O化がさらに一歩進んでいるような気がします。このレコメンド機能は言うに及ばず、中国のネット通販ではショップとユーザー間のコミュニケーションがチャットを介して行われるわけですが、商品の詳細から在庫状況だけでなく、送料や値引きの交渉までまるで店舗で買い物をしているかのように繰り広げられており、そういう意味ではバーチャルのリアル化が世界のどこよりも先に進みかつ普及しているといえるでしょう。
 沖田氏も言及していましたが、ついつい日本よりも遅れているだろうと思いがちの中国インターネット業界ですが、実はさらに先を進んでいる分野もあるという事実を真摯に受け止め、素直に学びいいところを取り入れていく姿勢も必要だなと思いました。

文責:コンサルタント 大亀浩介( twitter @kosukeokame )
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新着コンテンツ一覧
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「反日デモで緊急対応、日系企業の補償サービス」
 ~デモで再認識、チャイナリスクに備えた対応を
 日本政府による尖閣諸島の国有化に端を発した中国での反日デモ。日本製品ボイコットなどの動きが高まり、一部暴徒による商店や工場の破壊、商品略奪なども起きた。販売の伸び悩みなど日本企業や日本製品を取り巻く環境は厳しいが、そんな中で一つのサービスが注目を集めている。トヨタ自動車が行う補償サービスだ……
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「中国即席麺市場で足りないのは工夫や創作性」
 ~曲がり角に来た世界最大の即席麺市場
 中国は世界一の即席麺市場である。世界ラーメン協会 (WINA) によると、2011年の中国総需要(香港含む)は424億7000食で、2位のインドネシア(145億3000食)、3位の日本(55億1000食)を大きく上回っている。しかしながら、市場成長力の鈍化、味の陳腐化、価格低迷などの問題が、このほど発表された「中国方便面栄養健康趨勢報告」の中でクローズアップされている……
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「中国の微博市場とユーザー最新動向(3)」
 ~明確なターゲットとコンテンツ強化で微博を攻略
 企業が微博(ウェイボー)を活用する際の重要な方程式は、「微博マーケティング=的確なターゲット把握×正確なコンテンツ」というものだ。的確なターゲットとはその名の通り、企業やブランドがアピールすべき消費者層である。まずはこの層をしっかりと定義することが情報発信戦略の要となる。フォロワーが情報をリツイート(転発)することで、同じような趣味や嗜好を持ったフォロワーにまで即時的に拡散しやすい微博の特徴を踏まえ、まずは既存顧客及び潜在顧客を定め、効果的及び効率的なコンテンツ発信の礎とする……
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「中国の微博市場とユーザー最新動向(2)」
 ~ブランドPRと広報が重要、企業の微博アカウント
 企業アカウント開設の目的としては、マーケティング、ブランドPR、広報、顧客管理の4つの側面がある。この中でも特に重視されるのがブランドPRと広報だ。情報の発信や収集という微博の基本的特徴から見れば、企業側は微博を活用してブランド力や知名度を向上させ、その地位を上げると同時に、CRM(顧客関係管理)や顧客対応を強化するのは当然とも言えよう……
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お知らせ
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■ニュースレター冊子『チャイナ・マーケット・インサイト』創刊!
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ウェブ上で会員IDとパスワードでログインしなければ閲覧できなかったコンテンツを隔月で冊子化し、会員企業さまのお手元にお届けいたします。

 創刊号は、巻頭に昨年11月開催の「チャイナ・マーケット・インサイト」セミナーで取り扱ったテーマ「カルフール徹底研究」を特集し、フランス系スーパーチェーン大手である同社の入場料や棚代、バイヤーとの折衝、店舗の立地条件など、同社の関係者からヒアリングした結果をレポートしています。
 そのほか、下記のとおり、中国マーケティングやECに関する情報が盛りだくさんです。ご希望の方には無料で創刊号を郵送しています。お申し込みは下記アドレスへアクセスしてください。

ニュースレター冊子『チャイナ・マーケット・インサイト』
創刊号 もくじ

【チャイナ・マーケット・インサイト】
外資系スーパー「カルフール」徹底研究
「超市」の流通の仕組みに迫る

【都市別レポート】
鄭州~河南1億人の消費潜在力に影響を与える都市~
「中原を制するものが天下を制す」

【マーケティング】
ヤフーと楽天、中国EC撤退のワケ
躍進中のEC大手「京東商城」、実情と課題は?
中国における化粧品販売の基本的ポイント
湖北省で人気の「H&M」、腕時計が好きな浙江人
中国の老人ホーム市場から見る日中シルバービジネス
PCの経験活かしスマホ市場を攻略するレノボ

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