【キャスト中国市場インサイトメルマガ 第70号】～「社区」を打ち出した尚嘉中心～
中国マーケティング＆内販攻略のための会員制ビジネスサロン
「キャスト中国ビジネス」中国マーケティングEC会員コース
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2013年5月8日 毎週水曜日配信・無料
【キャスト中国市場インサイトメルマガ 第70号】
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【目次】
1. コラム「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」
～「社区」を打ち出した尚嘉中心～
2. 新着コンテンツ一覧
3. お知らせ
会報誌「チャイナ・マーケット・インサイト」vol.5 (MAY & JUN)発行
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こんにちは。キャストの大亀です。
この度、弊サイトの公式Facebookページとして、「大亀浩介の『チャイナ・マーケット・インサイト』」を開設しました。これまではこの毎週発行のメルマガやコラムを通して、中国ビジネスのコンサル現場から見聞きし感じたことをテキスト中心でお届けしてきましたが、今後はFacebookページでも、写真や動画を交えながら、現地の生情報をより鮮度よくお届けしていきたいと思っています。
ご存知のとおり、中国国内からは、Facebookはじめ、YoutubeやTwitterに直接アクセスできず、VPN（バーチャル・プライベート・ネットワーク）を介して更新及び閲覧をすることになります。こうしたハンデはありますが、だからこそ、中国各地の市場の現場や変化をリアルタイムにかつ視覚的にお伝えできたらと考えています。
ご興味のある方は、ぜひ下記のアドレスまでアクセスし、「いいね！」を押していただければと存じます。
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キャスト中国マーケティング・ECサイトの公式Facebookページ：
大亀浩介の『チャイナ・マーケット・インサイト』
http://www.facebook.com/chinamarketinsight/
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では、中国市場インサイトメルマガ第70号をお送りいたします。
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◆無料進呈中◆会報誌『チャイナ・マーケット・インサイト』創刊号
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これまでウェブ上でしかご覧いただけなかった会員限定コンテンツを編集し、気軽にお読みいただけるよう冊子にいたしました。こちらの会報誌創刊号を、現在ご希望の方に無料進呈しています。掲載記事詳細、お申し込みは下記アドレスから。
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【 配信先変更・停止窓口：service@cast-marketing.com 】
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コラム
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「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」
～「社区」を打ち出した尚嘉中心～
先日、上海古北地区にオープンした高級ブランド品ショッピングモール「尚嘉中心（L'AVENUE）」に行ってきました。ルイヴィトンで有名なLVMH（モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン）グループが建てたモールで、オフィス棟も隣接しています。
元々個性的なビルが多い上海ですが、尚嘉中心もひときわ目立っています。延安高架路の上からもその奇抜なデザインが見えます。LVMHグループの社員からはまるで「象の足」のようと不評らしいのですが、巷では「靴子楼（ブーツビル）」とも呼ばれているよう。同グループ代表のフランス人のベルナール・アルノー氏はご満悦だとのことです。
このデザインを手がけたのは実は日本人建築家の青木淳氏です。東京大学出身で、これまでに日本建築学会賞や吉岡賞を受賞。銀座や表参道などに加え、ニューヨークや香港などのルイ・ヴィトン店舗のデザインを任されています。
さて、尚嘉中心にはLVMHグループ傘下のルイ・ヴィトン、ブルガリ、フェンディ、ディオール、タグ・ホイヤーなどがメインテナントとなっています。このほか、フェラガモやバーバリーなど非LVMH系ブランドも軒を連ね、蒼蒼たるプレイヤー陣。今年のバレンタインデーにプレオープンしたばかりですが、今後地下2階には久光スーパーやワインショップのエノテカが開業予定です。
尚嘉中心はLVMHグループとマカオのカジノ王、スタンレー・ホー（何鴻栄）氏との共同出資で、投資総額は5億米ドル。ルイ・ヴィトンにとっては中国国内で44番目の店舗、上海市内では4店舗目になります。同グループ傘下の主要ブランドの旗艦店的役割を担うとともに、中国では初めて特定地区をターゲットとした「社区」の概念を打ち出しています。地元民だけでなく、各国からの居住者や観光客を集める虹橋・古北地区の潜在性を高く評価している証とも言えるでしょう。
同地区には高島屋が昨年末にオープンしたばかり。尚嘉中心の影響で高級ブランドショップが思うように集まらず、開業が当初予定より大幅に遅れたとの噂を耳にしたことがあります。両者の間には若干距離がありますが、それぞれ相乗効果をもたらすのか、競合関係により悪影響が及ぼされるのか。今後の発展を見守りたいと思います。
文責：コンサルタント 大亀浩介
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新着コンテンツ一覧
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「中国スマホ市場の動向：2013年1～3月期」
～サムスンが17.9％でトップ、シェアはやや低下
中国の2013年1～3月期のスマートフォン市場におけるメーカー別販売シェアは、サムスン電子が17.9％でトップとなった。しかしながら、12年10～12月期の22.5％からはシェアを落としている。市場の存在感を増しているのが中国国産ブランドで、聯想（レノボ）が12.0％（12年10～12月期は10.2％）、酷派（Coolpad）が11.8％（同9.5％）、華為が11.2％（同9.9％）と続く……
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「高級ブランドの中国攻略法の影」
～ヴィトンの大衆化とブランド感の喪失
ルイ・ヴィトンといえば高級ブランドの代名詞的存在だ。中華圏でも「LV（エルヴィー）」の名称と共に抜群の知名度と人気を誇る。しかし、ここにきて中国でヴィトンブランドの威光が薄れてきたという。一体どんな背景があるのだろうか……
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お知らせ
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会報誌「チャイナ・マーケット・インサイト」vol.5 発行
会報誌Vol.5（2013 MAY & JUN）は、巻頭で「ブルガリとセリーヌを徹底分析！中国奢侈品市場」を特集記事とし、世界トップブランド企業2社のインタビューを通して、中国奢侈品市場の実態とそれに対してどのようなアプローチ及び販売戦略を取っているかレポートしています。また都市別レポートでは奢侈品市場の売上が5本指に入る遼寧省の省都・瀋陽と太湖南岸に位置し上海から車で1時間強の利便性を兼ね備えた都市として急成長する、浙江省・湖州を取り上げました。
そのほか、下記のとおり、中国マーケティングやECに関する情報が盛りだくさんです。
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ニュースレター冊子『チャイナ・マーケット・インサイト』
vol.5 もくじ
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【チャイナ・マーケット・インサイト】
・ブルガリとセリーヌを徹底分析！中国奢侈品市場
世界トップブランドに学ぶ中国市場攻略法
【都市別レポート】
・湖州 ～上海の裏庭、こじんまりと美しく潜在力を秘めた都市
計画的な発展と強い地元愛
・瀋陽 ～成長の潜在性感じる東北の大都市
日系企業も数多く進出、商業の中心は太源街
【マーケティング】
・微信の「タダ乗り」に待った！通信キャリアの主張
・ネーミングは欧米風、実は中国企業？
・高級ブランドに変調？販売不振の背景とは
・1.7億台まで拡大、中国スマホ市場
・ネットで化粧品、12年は576億元規模
・「第一婦人style」で国産ブランドが脚光
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