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【キャスト中国市場インサイトメルマガ 第72号】~マーケットとして見る東南アジア~

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2013年5月23日 毎週水曜日配信・無料
【キャスト中国市場インサイトメルマガ 第72号】 
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【目次】
 1. コラム「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第72回)
     ~マーケットとして見る東南アジア~
 2. 新着コンテンツ一覧
 3. お知らせ
     1) 会報誌「チャイナ・マーケット・インサイト」vol.5 (MAY & JUN)発行
     2) 日経MJ(流通新聞)で「中国&アジア商売見聞録」掲載(隔週金曜日)

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 こんにちは。キャストの大亀です。
 気温が30℃を超え一気に夏到来を思わせる上海ですが、今年は上海の自宅のベランダでガーデニングにトライしています。昨年、娘の進研ゼミ(チャレンジ)小学一年生の教材でヒマワリを育てたのですが、二年生はミニトマトが教材として送られてきました。
 では折角なのでついでにと、自宅近くにある虹橋花卉市場に行き、鉢と腐葉土と種を購入、アサガオやヒマワリのほかに、ネギと香菜(パクチー)、ローズマリーにミントを植えました。
 毎朝の水やりが娘の日課になり、アサガオとヒマワリは順調に芽が出て育っているのですが、ネギやローズマリーがなかなか育ちません。広島の実家で家庭菜園をする父親に聞いたところ、水をやりすぎていたことが発覚…。真夏には自分が育てたミントでカクテルのモヒートを作って飲みたいと楽しみにしています。
 では、中国市場インサイトメルマガ第72号をお送りいたします。

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大亀浩介の『チャイナ・マーケット・インサイト』
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◆無料進呈中◆会報誌『チャイナ・マーケット・インサイト』創刊号
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これまでウェブ上でしかご覧いただけなかった会員限定コンテンツを編集し、気軽にお読みいただけるよう冊子にいたしました。こちらの会報誌創刊号を、現在ご希望の方に無料進呈しています。掲載記事詳細、お申し込みは下記アドレスから。
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コラム 
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「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第72回)
 ~マーケットとして見る東南アジア~

 最近、日本企業や日本人の「チャイナ・パッシング(China Passing)」、つまり、日本から中国を通り越して東南アジアに目が向けられているように感じることがあります。その視点は、中国を経由するどころか、見向きもしていないような感じがします。
 一昔前は「ジャパン・パッシング(Japan Passing)」といわれ、バブル崩壊後「失われた20年」の経済停滞を背景に日本の存在感が低迷するなか、中国を筆頭にアジアの新興諸国の勢力が増し、欧米はじめ世界中の注目の的から日本が外され、外交や投資面で日本が敬遠されていると揶揄されていました。
 今回の「チャイナ・パッシング」はあくまでも個人的な見解で、かつ、日本企業に限った現象ですが、ベトナムやタイなど生産拠点としての「チャイナプラスワン」が声高に叫ばれながら本格的に動きを見せなかった日本企業も、昨年9月の中国全土で発生した反日騒動を契機に、潜在化したチャイナリスクを分散させようと動き出した結果もあると思います。
 実際に日本企業の海外進出をサポートするジェトロ(日本貿易振興機構)の方とお話をしても、最近は上海よりもタイのバンコク拠点への問い合わせや相談案件が増えているそうです。特にバンコクは日本企業の多くがベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマーなど周辺諸国を統括するヘッドクォーター的役割を担っているそうで、必然的に問い合わせ件数も増えているとのこと。
 こうした現象は単に製造拠点のためかと思いきや、市場としての検討も含まれているようです。
 もちろん市場として見れば、GDPや人口、中間層の比率など東南アジア諸国よりも中国のほうが圧倒的に魅力的なのは明白です。一方でたとえば富裕層などは、「確かに中国のほうが東南アジアよりも母数は多い。ただ、そのうち東南アジアで日本ブランドや商品を好む富裕層が多くなり、『分子』が大きくなれば、結果はそんなに変わらない。であれば、親日でかつ品質や性能等で『ジャパンプレミアム』が効く東南アジアのほうがやりやすくていいではないか」という見方をもっていたりします。
 こうしてアジア重視にシフトする日本企業ですが、現地に派遣される社員も最近では中国から横滑りで赴任するケースも増えているそうです。つまり中国をわかったうえでアジアを見ればその優劣を中国との比較のうえで判断できるからとのこと。
 私もこれまで台湾や中国で15年間生活し、中華圏から外に出ることを頑なに拒んでいましたが、中国との比較論的にアジアを見てみるというのも意義のあることではないかと思い始めています。

文責:コンサルタント 大亀浩介
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新着コンテンツ一覧
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「仏系高級百貨店が北京進出へ」
 ~百貨店冬の時代、ラファイエットの挑戦
 フランスのギャラリー・ラファイエット百貨店の新たな挑戦がスタートする。2013年9月に中国第1号店を北京・西単地区にオープン予定だ。「百貨店の冬の時代」といわれるタイミングでオープンするラファイエット。勝機はあるのだろうか……
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「旅行商品のオンライン取引市場」
 ~2012年は55%増、旅行商品のネット販売
 中国における旅行商品のオンライン取引市場が拡大中だ。iResearchのまとめによると、2012年の市場規模は前年同期比54.8%増の211億9000万元に上ったとみられる。旅行商品取引市場全体に占める割合は12.3%。市場規模は13年は345億元、14年は554億元、15年は890億元になる見込みだ……
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「2012年中国ネット通販市場(CNNIC)(3)」
 ~買物も支払いもアリババ系強し
 ネットショッピングのプレーヤーを見てみると、やはりアリババ系企業の強さが際立っている。直近半年内にネットショッピングを利用したことのあるユーザーのうち、88.1%が淘宝網(タオバオ。C2C)、50.7%が天猫(Tモール。B2C)を使っている。以下、京東商城(29.9%)、当当網(16.9%)、凡客誠品(12.2%)、アマゾン中国(11.1%)と続く……
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「2012年中国ネット通販市場(CNNIC)(2)」
 ~モバイルECはまだまだ発展途上
 ネット通販ユーザーは2億4202万人(12年末時点)に上るが、そのうちモバイルユーザーは5544万人。年間の平均購入回数は8回で、年間消費額は平均1474元だった。ネットショッピング全体の5203元を大きく下回る。モバイルユーザーは比較的安価なショッピング目的が多いということだろう。スマートフォンの大画面化が進んでいるとはいえ、商品写真をPCなどでしっかり見たいというユーザー意識が働いているのかもしれない……
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お知らせ
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1)会報誌「チャイナ・マーケット・インサイト」vol.5 発行

 会報誌Vol.5(2013 MAY & JUN)は、巻頭で「ブルガリとセリーヌを徹底分析!中国奢侈品市場」を特集記事とし、世界トップブランド企業2社のインタビューを通して、中国奢侈品市場の実態とそれに対してどのようなアプローチ及び販売戦略を取っているかレポートしています。また都市別レポートでは奢侈品市場の売上が5本指に入る遼寧省の省都・瀋陽と太湖南岸に位置し上海から車で1時間強の利便性を兼ね備えた都市として急成長する、浙江省・湖州を取り上げました。
 そのほか、下記のとおり、中国マーケティングやECに関する情報が盛りだくさんです。
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ニュースレター冊子『チャイナ・マーケット・インサイト』
vol.5  もくじ
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【チャイナ・マーケット・インサイト】
・ブルガリとセリーヌを徹底分析!中国奢侈品市場
 世界トップブランドに学ぶ中国市場攻略法
【都市別レポート】
・湖州 ~上海の裏庭、こじんまりと美しく潜在力を秘めた都市
 計画的な発展と強い地元愛
・瀋陽 ~成長の潜在性感じる東北の大都市
 日系企業も数多く進出、商業の中心は太源街
【マーケティング】
・微信の「タダ乗り」に待った!通信キャリアの主張
・ネーミングは欧米風、実は中国企業?
・高級ブランドに変調?販売不振の背景とは
・1.7億台まで拡大、中国スマホ市場
・ネットで化粧品、12年は576億元規模
・「第一婦人style」で国産ブランドが脚光

2)日経MJ(流通新聞)で「中国&アジア商売見聞録」掲載(隔週金曜日)

 日経MJ(流通新聞)でコラム「中国&アジア商売見聞録」の掲載が5月10日からスタートしました。第一回は「店頭から消えた鶏肉」。掲載は隔週金曜日で次回は24日を予定しています。今後上海を中心に、中国やアジアの見聞きした情報を現場目線からお伝えしていきます。

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