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2013年11月13日 毎週水曜日配信・無料
【キャスト中国市場インサイトメルマガ 第96号】
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こんにちは。キャストの大亀です。
最近、中国では「爸爸去哪儿?(パパ、どこに行くの?)」というテレビ番組が人気を集めています。これは芸能人やモデル、元オリンピック金メダリストなど子供を持つ父親が、父子だけで人里離れた田舎や砂漠などに行き、数日間の滞在の間に起こる様々な出来事を面白おかしく編集した番組です。
これまで父親と二人だけでどこにも出かけたことがない子供の葛藤や成長だけでなく、料理をしたこともない父親がサバイバルしながら子供とどのように交流していくかについても描かれています。毎回父子に何らかの試練が与えられ、それを乗り越える過程も涙あり笑ありです。
この番組、元々は韓国がオリジナルとのことですが、小さい子供を持つ中国人の父親や母親の心をしっかりと掴んでいるようです。
今週のコラムは元朝時代にマルコポーロも3年間滞在した街で、また炒飯(チャーハン)で有名な江蘇省・揚州の視察レポートです。では、中国市場インサイトメルマガ第96号をお送りいたします。
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【目次】
1. コラム「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第96回)
~豊富な観光資源に恵まれた江蘇省・揚州~
2. 新着コンテンツ一覧
3. お知らせ
1) 会報誌「チャイナ・マーケット・インサイト」vol.8(2013年10月号)20日発行
(詳細)http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Periodical
2) 日経MJ(流通新聞)で「中国&アジア商売見聞録」掲載(隔週金曜日)
「「金融バブル」輪郭あらわに」(2013年11月8日付)
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コラム
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「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第96回)
~豊富な観光資源に恵まれた江蘇省・揚州~
都市別レポートの視察に江蘇省・揚州市を訪れました。揚州といえば、日本と中国いずれもまず頭に浮かぶのが「揚州炒飯(チャーハン)」。初めての訪問だったので、ついに本場の揚州炒飯が食べられると楽しみにしていたのですが、どこのレストランも普通にメニューに載っているだけで、特に強調されているわけでもなく拍子抜けしました(味も普通の炒飯でした)。
揚州料理といえば、炒飯よりも肉団子の「獅子頭」や干し豆腐を細く切って麺のようにした「大煮干絲」が有名です。また、地元の人たちが朝食に食べる「三丁包子」と呼ばれる肉まんや小龍包の「灌湯包」は、ここ揚州から広東など中国全土に広まったと言われるほど歴史が古いそうです。
このほか、古くから調理包丁や散髪バサミなどの刀鍛冶産業が盛んで、「揚州三把刀」は全国で知れ渡っています。「揚州美人」という言葉もあるように、美人が多いことも中国人の間では有名だそうです。
元朝時代に3年間滞在したマルコポーロが、北京から杭州に延びる「京杭大運河」から揚州に上陸したとされる「東関古跡」が残存し、隋や唐から清朝に至る歴代の皇帝が舟遊びに興じたという「痩西湖」など豊富な観光資源に恵まれた揚州。江沢民・元国家主席の生まれ故郷としても知られる街ですが、上海から南京に延びる高速鉄道も通っておらず、長江対岸の鎮江から橋を渡って行く必要があるなど、決してアクセシビリティが高いとは言えません。
しかし最近では、ユニ・チャームが中国国内販売向けの大規模工場を開発区内に設置したことでスポットライトを浴び、消費市場としてもにわかに注目を集めています。
主な商圏は文昌閣を起点とした中心街。地場系の金鷹国際購物中心を筆頭に四方八方にお店やレストランが広がり、地元住民や観光客で週末はごった返しています。一方、新興住宅地区では2007年にオープンした台湾系の京華城が、映画館や遊園地、キッズフロアなど買い物と娯楽を組み合わせた新しいショッピング空間が家族連れなどを魅了しています。
12年の1人当たりGDPは2933.2億元。日本企業にとって中間層の厚みが増し、魅力的な市場となる1万米ドルを超え、全国でも第49位(江蘇省内第8位)に名を連ねています。12年5月には揚州泰州機場(空港)が開業し、16年の着工を目指し地下鉄建設も計画中です。
古くから商業都市として歴史的にも国内外に名を轟かせた揚州。80年代の改革開放で沿岸部発展から若干遅れを取ってしまいましたが、消費や観光で再び表舞台に登場してくる気配を感じた視察でした。
文責:コンサルタント 大亀浩介
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◆無料進呈中◆会報誌『チャイナ・マーケット・インサイト』創刊号
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これまでウェブ上でしかご覧いただけなかった会員限定コンテンツを編集し、気軽にお読みいただけるよう冊子にいたしました。こちらの会報誌創刊号を、現在ご希望の方に無料進呈しています。掲載記事詳細、お申し込みは下記アドレスから。
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新着コンテンツ一覧
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「中国蒙牛乳業の成長とマーケティング戦略(3)」
~提携強化で製品ラインアップを拡充
中国蒙牛乳業の売上高構成比率(12年)は液体ミルクが89.6%、アイスクリームが8.8%で、その他が1.6%となっている。液体ミルク分野のうち、UHTミルク(常温保存のロングライフミルク)が60.9%、乳飲料が24.9%、ヨーグルトが14.2%だ。乳業大手というわりには液体製品、しかも常温製品に偏っており、チルド製品の強化が必須なことが分かる……
(全文はこちら) ※『中国マーケティング・EC会員』IDにてログインの上ご覧ください。
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「中国蒙牛乳業の成長とマーケティング戦略(2)」
~転機になった「超級女声」のスポンサー
牛氏はまた、ブランドというものを理解していたようだ。ブランドを有する者はそのブランドの優位性を持ってマーケットや技術面でも先行できる。そう考えた牛氏は、まずは多くの中小企業を傘下に置き、彼らに「蒙牛」ブランドの製品を製造させた。いわば「グループ内OEM」のような形だが、資本の移動は伴わなかったため、「バーチャル連合」とでも定義付けられる。まずはブランドを売る前段階として規模を拡大したわけだ……
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「上海(5)~新モールが続々誕生、上海の消費の「今」~」
~ワンストップで楽しめる「環球港」
入居ブランドも数多いが、K11の路線と大きく異なる点は、月星環球港は全ての顧客層をターゲットにしていることである。国際的ブランドはハイエンド層、スーパーは周辺住民、アイススケート場と映画館は若者、レストラン街はファミリー層をそれぞれ引きつける役割を担っている……
(全文はこちら) ※『中国マーケティング・EC会員』IDにてログインの上ご覧ください。
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お知らせ
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1)会報誌「チャイナ・マーケット・インサイト」vol.8(2013年10月号)発行
会報誌vol.8(2013年10月号)は、巻頭特集として、今年に入り上海市内各地に相次いで新規オープンした個性あふれるショッピングモールを紹介。上海の消費者の買い物行動やニーズにどのような変化が現れ、それに対して各施設がどのように対応し新しいコンセプトや企画を提案しているかについて分析しました。それに伴い、上海の南京西路(静安寺)でリゾートホテルとオフィス、ショッピングを兼ね備えた施設「越洋広場(Reel)」でリーシング業務を行うマネージャーに、ショッピングモールの現状と展望についてインタビューしました。
そのほか、以下のとおり、中国マーケティングやECに関する情報が盛りだくさんです。
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ニュースレター冊子『チャイナ・マーケット・インサイト』
vol.8(2013年10月号) もくじ
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【巻頭特集】 中国最新マーケティング
『新モールが続々誕生、上海の消費の「今」』
個性重視と明確なコンセプトで消費者にアピール
【第2特集】 チャイナ・リサーチ 業界&企業分析
『飲料水で農夫山泉が躍進、即席麺では康師傅が圧倒的強さ』
中国の飲料品・即席麺業界の主要プレーヤー
【第3特集】 連載企画 90后時代の到来
『お金と仕事に対する考え独特、若者世代の世界観とは?』
一人っ子世代の80后と90后の特徴は?
【インタビュー】 中国ビジネス最前線 ~現地企業のキーパーソンに聞く~
『独自性あるポジショニングとコンセプト創出がカギ』
中国ショッピングモールの現状と新たなトレンド
【都市別調査】 都市別マーケティングレポート 浙江省・温州編
『ベンツ、BMW、アウディ・・・ 高級車が行き交う温州』
『目立つ日本ブランド製品 温州女性こだわり消費』
※詳細はこちら:http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Periodical
※会報誌は毎月20日発行です。
2)日経MJ(流通新聞)で「中国&アジア商売見聞録」掲載(隔週金曜日)
日経MJ(流通新聞)でコラム「中国&アジア商売見聞録」を隔週金曜日に掲載。上海を中心に、中国やアジアの見聞きした情報を現場目線からお伝えしています。
第14回は「「金融バブル」輪郭あらわに」(2013年11月8日付)。シャドーバンキングなど金融バブルの懸念が取り沙汰されている中国ですが、足元では不動産価格やゴルフ会員権など上昇が続いています。実際にシャドーバンキングについて地元の企業経営者や律師(中国弁護士)に聞いたところ、ほとんどそのような報道はないとのこと。数億円の別荘を購入し、カラオケのデモルームを作る業務用音響機器の代理販売店社長。バブル崩壊により日本と同じ道を辿るのか、それとも新たな需要を取り込むのか・・・。
次回の掲載は11月22日を予定しています。
※日経テレコンにて、バックナンバーをご覧いただけます。
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