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【キャスト中国市場インサイトメルマガ 第204号】~ジョークも飛び交う寒波の中国~

中国市場・業界・企業・消費の「いま」を徹底調査&分析
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2016年1月27日 毎週水曜日配信・無料
【キャスト中国市場インサイトメルマガ 第204号】
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 こんにちは。キャストの大亀です。
 人気アイドルグループSMAPの解散騒動が日本中を大きく揺るがしました。最終的には何とか回避となりホッとしましたが、突然のことでびっくりした人も多いのではないでしょうか。
 解散が国民的なニュースになるほどの多大な影響力を持つSMAPですが、中国でも微博や微信などネットを中心に大きな話題になりました。またテレビでも、社会や法律問題を取り扱うCCTV 12チャンネルで、2分30秒もの長い尺のニュースで取り上げていました。
 ニュースでは、解散報道の経緯から始まり、解散を回避した後の街角の喜びのインタビューの様子、安倍首相の答弁、東京パラリンピック委員会の安堵した表情など、解散回避が好意的に報道されていました。
 2011年に北京でコンサートを開き、3万人を動員。中国でも根強い人気を誇るSMAPですが、今や山口百恵や酒井法子に続く知名度の高いアイドルではないでしょうか。
 10年には上海の万博会場で飛び入りのコンサートを開く予定もありましたが、大混雑が予想され中止となりました。近い将来、上海でのコンサートが実現すればうれしく思います。
 今週のコラムは先週末に中国全土を襲った寒波についてです。では、中国市場インサイトメルマガ第204号をお送りいたします。

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【目次】
 1. コラム「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第204回)
     ~ジョークも飛び交う寒波の中国~
 2. 新着コンテンツ一覧
 3. お知らせ
     1) 会報誌「チャイナ・マーケット・インサイト」2015年12月号(vol.30)発行
     (詳細)http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Periodical
     2) 日経MJ(流通新聞)で「中国&アジア商売見聞録」掲載(隔週金曜日)
         「手帳文化、日本に習う」(2016年1月22日付)
     (詳細)http://www.cast-marketing.com/nikkeimj/
     3) Nikkei Asian Reviewで「中国&アジア商売見聞録」英語翻訳版掲載
         「This Beijing store sells dreams(訪日旅行の専門店)」
     (詳細)http://www.cast-marketing.com/NikkeiAsianReview/

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コラム
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「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第204回)
 ~ジョークも飛び交う寒波の中国~

 先週末は極寒でした。上海では日曜日の最低気温がマイナス8度。最高気温もマイナス4度止まりと終日氷点下の気温でした。ただ、当初の大雪の予報に反して、雲ひとつない快晴。夜には満月と星がくっきりと見えるほどで、雪遊びを期待していた娘も若干拍子抜けした様子でした。
 テレビをつけると、日本が雪で大荒れのニュース。都道府県駅伝が行われていた地元の広島も市内は雪が舞う天候。山のほうは真っ白で明らかに雪が積もっている様子でした。なんと、奄美大島も115年ぶりに雪が降ったそうですね。台湾でも台北北部の陽明山や宜蘭の太平山で雪が積もり、普段見慣れない雪景色に喜んでいる地元住民の嬉しそうな顔がニュースで流れていました。
 中国では、広州や深センで雪が観測されました。特に、深センで雪が観測されたのは記録上、なんと9回しかないとのこと。宋朝1246年初、明朝1415年冬、明朝1569年冬、清朝康熙1683年冬、清朝道光1835年冬、清朝光緒1877年冬、清朝光緒1893年初、民国1929年初、そして今年1月24日。深センの株式市況があまりにも悪いので「神様が泣いているんだよ!」といったジョークも微信で飛び交っていました。
 微信上では中国じゅうで今回の寒波に関する話題で持ち切りでした。そのなかには、こんな面白いジョークも……。
 ――広東人が「気温1度ですごく寒い」と言った。北京人は笑い、「我々は氷点下17度だ」。黒竜江人もまた笑い、「我々は氷点下33度だけど」。内モンゴル人はハハハと大笑いし、「我々なんて氷点下43度だし……」と。そうした会話を聞いていた広東人は冷笑し「私が言ったのは“室内”の話だよ」――。
 広東の冬を経験したことのある方には、このジョークの面白さが分かっていただけるのではないでしょうか。2008年の春節前に中国南部を襲った大雪の際にちょうど広州にいましたが、気温5度にもかかわらずホテルには暖房がなく、本当に寒かったことを記憶しています。
 今年は暖冬と言われていましたが、改めて冬の寒さの厳しさを突きつけられた週末でした。皆さん、風邪をひかないようお気をつけください。

文責:コンサルタント 大亀浩介

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「北欧色溢れる「武漢IKEAモール(薈聚・LIVAT)」」
 ~グルメ好きも納得のレストランフロア
 LIVATの4階は、レストラン専門フロアで、武漢のグルメ天国とも言える充実ぶりだ。その広さはフロア全体の26%、面積にして2.5万平米を占める。食通天は、各地で見られるフードコードだが、デザイン性に溢れ、まるで高級レストランにいるかのような広々とした空間。白木の装飾が施され、清潔に保たれたテーブル環境の中で、各地の有名な軽食、バーベキュー、インド料理、韓国料理、日本の寿司など多彩なメニューが味わえる。......
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「北欧色溢れる「武漢IKEAモール(薈聚・LIVAT)」」
 ~北欧色溢れる内装デザイン
 LIVATの内装デザインにも、簡潔、自然といった華美ではないがデザイン性に富んだ北欧の特徴が表現されている。日照時間が少ない北欧の習慣からか、LIVAT内はガラス張りの天井を採用。昼間は自然光を利用することが出来るため環境にも優しい。また、北欧風の弧を描いた滑らかな動線と、階が上がるに従って2メートルずつ狭まるフロア設計が、自然光を各フロアに満遍なく行き渡らせ、広々とした空間を演出している。......
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「北欧色溢れる「武漢IKEAモール(薈聚・LIVAT)」」
 ~15年の武漢の目玉、郊外型モールの新トレンド
 2015年の武漢における最大の関心事は、IKEAモール「薈聚」(以下、LIVAT)のオープンだろう。無錫、北京に続いて中国国内3店目、世界では59店目の出店となる。家具量販店のIKEAを筆頭に、国内外400以上のブランドが出店する同モールに、15年4月30日のオープンからわずか4日間で50万以上の客が訪れた。……
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「内陸部の巨大消費都市、武漢と長沙 (14)」
 ~平和堂、湖南での日本ブランド浸透を牽引
 平和堂は湖南省で唯一の日系百貨店だ。これは、湖南省と平和堂が拠点を置く滋賀県の友好関係から生まれた「結晶」と言える。......
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お知らせ
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1)会報誌「チャイナ・マーケット・インサイト」2015年12月号(vol.30)発行

 会報誌2015年12月号(vol.30)では、巻頭特集に「インバウンド消費」を取り上げました。15年には日本で流行語になるほど話題となった「インバウンド」や「爆買い」。その主な担い手は中国からの旅行者であることは周知の事実です。日本では「インバウンド」需要をいかに取り込むかが。観光や広告、ネット業界で、15年前半のメイントピックになり、全国津々浦々、セミナーや勉強会などが開催されました。しかし同年初夏の上海株暴落や景気減速を背景に、インバウンド消費の勢いが鈍化するのではという懸念の声も出始めるなか、あえてこのタイミングで改めてこのテーマに取り組むことにしたのですが、その理由は?インバウンド消費を担う中国からの訪日旅行者だけでなく、「哈日(日本好き)」の言葉を産み、2300万の人口ながら数百万の訪日旅行者を送り出す台湾からの旅行者にも、日本観光やインバウンド、さらには越境ネット通販に至る様々なトピックについてインタビューを行いました。彼らへのインタビューを通して、「インバウンド消費」の深層に迫りながら、今後の展開についての洞察を、さらには日本から「アウトバウンド」で中国や台湾の消費者に対して打って出ていけるうえでのヒントが得られればとの思いで分析・レポートしています。
 次に、上海株暴落と同じタイミングで上海市内で一気に店舗網を拡大した不動産仲介業者の「鏈家(Lianjia)」について「企業分析」を行いました。株同様に不動産市況も低迷しているはずの上海。不動産業者も軒並み閉店しているなか、街中を歩いていると緑色の看板で洗練された内装の同店が目立つようになりました。場所によっては100メートルほどの通りに3軒も隣接するほどの密集度。ある意味、異様なほどの急速な店舗拡大ですが、果たして、その裏にはどのような背景や戦略があるのか。そもそも不動産市場が盛り上がりに欠けているのが一般的な見解であるなか、その流れと逆行してなぜそこまで店舗網の拡大が可能なのか…。そうした疑問について、デスクリサーチを中心に分析しています。
 最後に今号も「中国・街角ウォッチ」を掲載しています。中国の街角で出くわした面白発見や驚きを写真とともにお伝えする企画。今号は上海と海南省・省都の海口で出くわした光景や出来事、3つの事柄についてその背景とともにお伝えしています。
 そのほか、以下のとおり、中国マーケティングやECに関する情報が盛りだくさんです。

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ニュースレター冊子『チャイナ・マーケット・インサイト』 
vol.30(2015年12月号)  もくじ 
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【巻頭特集】
『インバウンド消費の深層に迫る』
訪日旅行者インタビュー

【企業分析】中国ビジネス最前線
『仲介から金融まで多角化、マルチ不動産企業「鏈家(Lianjia)」』
株式低迷とともに一気に店舗網を拡大

【中国・街角ウォッチ】街角で出くわした面白発見&驚き
『撤退したはずの「ベストバイ」の店舗が…!!』
『「二人っ子」家庭続出か!!』
『真冬に捕れたての魚介類を屋外で楽しむ海口の夜!!』

【都市別調査】厦門 編 ~その2
『「台湾地区ブランド」としてのモスバーガー』

※詳細はこちら:http://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Periodical

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2)日経MJ(流通新聞)で「中国&アジア商売見聞録」掲載(隔週金曜日)
  第70回「手帳文化、日本に習う」(2016年1月22日付)

 日経MJ(流通新聞)でコラム「中国&アジア商売見聞録」を隔週金曜日に掲載。上海を中心に、中国やアジアの見聞きした情報を現場目線からお伝えしています。
 第70回は「手帳文化、日本に習う」(2016年1月22日付)。「手帳」が中国で静かなブームとなっている。手帳人気はまず台湾からスタートした。日本の手帳関連書籍が多く翻訳され、台湾人の手帳の「達人」が登場。台湾最大のネット書店「博客来(books.com.tw)」によると、2014年の手帳販売量は前年比で4割増。購入者は19~29歳の女性ホワイトカラー層がメインで、1人平均2冊以上購入しているという。中国では上海や北京などで手帳関連のイベントが頻繁に開催され、多くの愛好家で賑わっている。15年10月に上海で行われた「魔都手帳集市(マーケット)」には3000人超が来場し、会場は熱気に包まれた。デジタル化が進む中国で“アナログ”的な手帳を求める愛好家の動機はいかに…。
 次回の掲載は2月5日を予定しています。

※日経テレコンにて、バックナンバーをご覧いただけます。
(http://t21.nikkei.co.jp/)
  お問い合わせ先:日経中国(香港)社 e@nikkei.com.hk

※ダイジェスト版バックナンバーはこちら >>
http://www.cast-marketing.com/nikkeimj/

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3)Nikkei Asian Reviewで「中国&アジア商売見聞録」英語翻訳版掲載

 2013年5月から日経MJ紙で連載中のコラム「中国&アジア商売見聞録」の英訳が英語誌「Nikkei Asian Review(http://asia.nikkei.com/)」に掲載されております。
詳しくは下記リンクから。

「This Beijing store sells dreams(訪日旅行の専門店)」
http://asia.nikkei.com/Business/Trends/This-Beijing-store-sells-dreams

※バックナンバーはこちら >>
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