日経MJ(流通新聞)でコラム「中国&アジア商売見聞録」を隔週金曜日に掲載。上海を中心に、中国やアジアの見聞きした情報を現場目線からお伝えしています。
第129回は「オフィス内コンビニ乱立」(2018年6月8日付)。「ニューリテール(新小売)」という名で、リアルとネットを融合したオムニチャネルの概念が広がる中国小売流通業。そこで新たなモデルとして注目を集めるのが「オフィスコンビニ」だ。
文字通り、コンビニをそのままオフィス内に移動させたものだが、入店するためのドアや仕切りはない。オフィスの空きスペースに無造作に設置された商品棚には、盗難を防止するためのロックもない。
商品は、飲料やスナック類、カップ麺、菓子パンなどオフィスでニーズの高いものがメイン。2017年には、ベンチャーキャピタルによる活発な投資もあり、“雨後のたけのこ”のごとく新ブランドが乱立。一方で、リストラや営業停止といったニュースも飛び交うなか、オフィスコンビニが新業態として根付くかどうか…。
次回の掲載は2018年6月22日を予定しています。
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