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 大亀浩介コンサルタントインタビュー


【第160回】 台湾で感じた旧正月模様
新年快楽!でも足りないものは……?
2015年2月25日
 新年快楽!中国では春節休暇が終わり、本日より通常出勤となっています。日本では中国人観光客による「爆買」が話題となっていますが、今回は序章にすぎません。もうすぐ桜の花見シーズンがやって来ますし、その次は夏休み、秋の国慶節休暇……。爆買ムードがますますヒートアップしていくのではないでしょうか。

 私はそうしたお祭り騒ぎのような喧騒をよそに、台湾でのんびりと春節休暇を過ごしました。改めて台湾は本当に便利だと感じます。街の至る所にセブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニがあり、お正月も日本同様24時間営業です。百貨店も初一(旧正月元日)からオープンしており、多くの客で賑わっていました。

 また、私にとってはほぼ1年ぶりの台湾だったので、10年前に住んでいたころによく食べた鍋貼(焼き餃子)、牛肉麺(牛肉ラーメン)、滷肉飯(煮込み豚肉かけ飯)、大腸麺線(豚の大腸入り煮麺)など定番の台湾屋台料理を食べ歩きました。春節期間なのでどこも開いていないかと心配しましたが、そんな心配はどこ吹く風でした。

 最近は歳のせいもあるかもしれませんが、年々、お正月を強く意識しなくなってきた気がします。日本でお正月といえば、大晦日の紅白歌合戦を見て年越しそばを食べ、お正月にはおせち料理を食べて、元日の実業団駅伝と2日と3日の箱根駅伝を観戦するのが恒例行事になっており、否が応にもお正月を感じます。

 台湾でも以前から大晦日に“年夜飯”を食べながら火鍋を囲み、コイン入りの餃子を食べて年越しをしてから、今度は麻雀卓を囲むというのが通例です。今年も同じパターンで新年を迎えたのですが、何か欠けているような気がしました。

 それは、新年の0時を迎えたときの爆竹でした。以前は、台湾の妻の実家でも玄関の前で大きな爆竹を鳴らしていましたし、近所からも大きな音が響いていました。しかし近年、台北では騒音の関係で爆竹を鳴らすことを控えるようになっており、今年はついにどこからも爆竹音を耳にする機会がありませんでした。

 中国でも上海の自宅の周りでは花火の販売店が設置されませんでした。地方ではまだお構いなしに花火が盛大に打ち上げられているのかもしれませんが、やはりどこか寂しい感じがします。もちろん、大気への影響を考えれば、花火を上げるのは控えたほうがいいと思うのですが、伝統は伝統として何らかの形で残っていってほしいとも思った春節でした。


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