会報誌2014年9月号(vol.17)では、巻頭特集に中国内陸部の2大都市「重慶 vs 成都」を取り上げました。
共に元々は四川省の中核都市、歴史も文化も共有する両市ですが、重慶が1997年に直轄市に格上げされて以来、お互いライバル心むき出しで発展を競ってきました。日本企業にとっても、今後さらなる消費の発展が見込まれる内陸部両雄都市の市場攻略は避けて通れません。
そこで、両市の商圏比較から主な商業施設、コンビニ、奢侈品、トレンド消費、食など各テーマに絞って、比較調査及び分析を行っています。
また業界&企業分析では、今や世界の携帯端末市場を席巻する小米、聯想(レノボ)、華為(ファーウェイ)など中国メーカーがひしめくスマホ市場にスポットライトを当てました。四半期ベースでコンスタントに1億台が売れている中国で、メーカー間の熾烈な競争が繰り広げられています。圧倒的なシェアを誇っていたサムスンからトップの座を脅かすほどの存在感を示す地場系メーカー。4G通信時代の到来により、このメーカー間の競争も新たな局面を迎えています。
現地企業のインタビューでは、英国発の男性向けブランド、ハケットロンドンの趙孝恵・商品部マネージャーに中国の高級紳士服市場について話を聞きました。
そのほか、以下のとおり、中国マーケティングやECに関する情報が盛りだくさんです。
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ニュースレター冊子『チャイナ・マーケット・インサイト』
2014年9月号 vol.17 もくじ
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【巻頭特集】
『西部の覇権争う重慶と成都、消費スタイルは好対照』
豪放さときめ細やかさが共存する内陸消費
【第2特集】
チャイナ・リサーチ 業界&企業分析
『躍進する中国メーカー、4G市場でも価格競争再燃か』
群雄割拠の中国スマホ市場
【インタビュー】
中国ビジネス最前線 〜現地企業のキーパーソンに聞く〜
『男性が奢侈品市場をリード、ハケットロンドンの戦略』
中国の高級紳士服市場、ブランド知名度がカギ
【都市別調査】
都市別マーケティングレポート 常州
『地元密着型モールが増加 三大商圏の消費力旺盛』