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マーケティング戦略分析 [ 2014年7月4日 ]

EC業界の風雲児、京東商城が目指す総合モール(4)
「業界の風雲児」か、ただの「ビッグマウス」か
劉CEOは何かと注目を集める人物である。12年に話題となった「EC低価格戦」は、同氏の「ゼロ元でも売る」という微博上の宣言から始まったものだった。「業界の風雲児」ともてはやされる一方、「ビッグマウス」とも揶揄される京東商城の創業経営者。株式上場という大きなステップをきっかけに、中国EC市場でどのような新たな戦略を打ち出していくのか。……

 


 

マーケティング戦略分析 [ 2014年6月30日 ]

EC業界の風雲児、京東商城が目指す総合モール(3)
京東商城の課題は粗利率改善
一方、利益面では赤字が続いている。12年12月期は17億2900万元の損失を計上した。13年12月期は5000万元の赤字まで圧縮したものの、黒字化の見込みは不透明だ。同社のような「アマゾン型」のワンストップ式ECモールは設備投資や人件費などの諸経費が重くのしかかるため、利益計上は一朝一夕にはいかないようだ。……

 


 

マーケティング戦略分析 [ 2014年6月24日 ]

EC業界の風雲児、京東商城が目指す総合モール(2)
自社配送で付加価値向上
同社は「中国版アマゾン」と称される。アリババの天猫(Tモール)や淘宝網(タオバオ)、楽天市場のようなオンラインモール(仮想商店街)形式とは異なり、製品を自社で調達し、自社で注文を受け、自社で配送するという垂直統合型ワンストップモデルを取っているからである。……

 


 

マーケティング戦略分析 [ 2014年6月20日 ]

EC業界の風雲児、京東商城が目指す総合モール(1)
SARSきっかけにEC進出
EC業界で存在感を増している京東商城。創業者の劉強東CEOの下、低価格競争でライバルを蹴落とし、発展を遂げてきた。IT・家電製品を中心に、アパレルや書籍まで取り扱うなど、ネット界の総合百貨店として君臨している。「中国版アマゾン」の異名を持つ同社の経営に迫る。……

 

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